SHURE SE102K

Broken Shure E2c
長年愛用してきたSHUREのカナル型ヘッドフォン(イヤフォンかな?)E2cが何度目かわからんくらいの断線。
SHUREの製品保証は2年で、その間の故障は無償修理。だいたい1年以内断線というパターンが多かったので、数年前に購入して、もう何回も交換してもらっています。(そのかわり日付印の入った保証書、レシート、付属品含むフルパッケージをしっかり保管しておく必要あり)
浜松に引っ越してから使用頻度が減ったためしばらく断線してなかったのですが、この一年ほぼ自転車通勤というライフスタイルに変更したため、乗り継ぎの電車で以前のように使用していたらやっぱり切れてしまいました。
SHURE SE102K package
というわけで後継機種のSE102Kを新規に購入しました。
(あ、イヤフォンではなく、イヤホンなのですね。)
ちょっと違うモノにも手を出してみようかと思ったのですが、SE110は音がこもっているという評価が多かったのと、SE102Kが前モデルE2cほぼそのままということだったので、SE102Kにしました。以前E2c, E3c, E4c, E5cを全て聴き比べられる機会があったのですが、そのときの印象はE5cが音の解像度、バランス共に最高。ただしお値段も…。だったのに対しE4c, E3cが思ったほど良くなくて、そのときの印象は二つとも非常に柔らかい、優しい音でした。そのあとに聴いたE2cの音は、解像度こそE5cに劣るもののE5cに近い音のバランスで、他社の低音がやたらブンブンいっているだけのものとは違い非常にモニター的な音でした。というわけでE2cを使い続けてきた訳ですが、しばらくまえに廃番になり、現在はSE102Kという品番が後継のようです。
SHURE SE102K
話が長くなってすみません。パッケージの中身はこういう感じです。本体と延長ケーブル(本体のケーブルは非常に短いので、胸ポケットが無い場合は必須になります)、黒いラバースリーブ、収納用の巾着、取説、装着インストラクションです。
SHURE E2c package
ちなみにE2cのパッケージ。なんでこんなものをガッツリとっているかというと前述の返品対策です。
Shure E2c case
そういえばE2cにはけっこう立派なケースが付いていました。SE102Kになってから2,000円くらい安くなったので、仕方ないのかもしれません。E2cにはついていたスリーブ各種(SE102Kにもついている一番柔らかい黒いヤツ、乳白色の少し弾力があるタイプ、耳になじむオレンジ色のスポンジタイプの3種類に各S, M, Lの3サイズ)とワックスガードという耳あかが本体の中に入らないようにするシールが付属しなくなりました。スリーブによって装着感だけでなく、音が違ったりするのが非常に面白かったので、残念です。
SHURE SE102K with original rubber sleeves
さてSE102Kの本体がこれです。LRが内部の線材の色(Lch青, Rch赤)ではわからなくなりました。この黒いスリーブの音は嫌いなので、さっそく換えます。
Shure Orange foam sleeves and wax guard
個人的には一番音が自然だと思っているオレンジのスリーブとワックスガードは別途購入してあるのでこれを使用します。といってもこれが最後のペアでした。購入しておかないと。
SHURE SE102K with orange foam sleeves
SE102Kにも問題なく装着できます。
音を聴いた感想は手元にあるE2cがエージングしきっているのもありますが、それでも非常にE2cに近いと思います。ちなみに最初に聴く曲はNew OrderのKraftyです。

New Order – ‘KRAFTY’ from samuel axelsson on Vimeo.

この曲のイントロのベース。00:07からのベース音がバランスの良いヘッドフォンだと、ゴンゴゴンゴーンと音のエッジが聴こえるのですが、ダメなヘッドフォンだと、ボンボボンボーンとしか聴こえません。

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