パリでヴェリブに乗ってみた

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(photo via: Live Rasoloarison aka LiveRasol)
先月フランスへ行く機会があったので、パリの街中でVelib(ヴェリブ)というレンタサイクルを借りてみました。

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こんな感じで街中にパーキングがあります。

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横に柱のように立っている機械で登録をしてその場で借りることができます。日本語はありませんが、仏英西独伊の5カ国語に対応しています。短期間の利用なら1日あるいは7日の利用が選べ、1日だと1ユーロ、7日では5ユーロの登録料がかかります。その他に150ユーロのデポジットが掛かりますが、これは自転車を盗られたとか返却しなかったときに最終的に徴収されます。レンタル用の暗証番号(4桁)を登録したら、すぐに登録ナンバーが印刷されたカードが発行されますが、レンタル用の暗証番号はカードには印刷されませんので要注意。

借りるときは登録ナンバーと暗証番号を機械に入力すると借りられます。画面に利用可能な(自転車が立ててある)スタンドの番号が表示されるので、番号を押すとそのスタンドの自転車のみロックが開場される仕組みですが、事前にパンクしてないか壊れていないかなど状態を確認した方がよいと思います。もしサドルが前後逆になっているものなどがあったら、前の利用者が親切にも「この自転車ぶっ壊れてるぜ」という合図をくれているようなので借りるのはやめましょう。

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というわけで早速借りてみました。

スポーツバイクに乗っているともの凄く重いです。ジオメトリにももの凄い違和感があります。しかし異国の地を自転車で走るのはなかなか爽快なものでした。交通ルールを守るのは万国共通ですが、右側通行というのが一番違和感があるところかもしれません。普段から路側帯を逆走しているのなら別ですが(違反ですよ!)、停車時に左側に脚をつくというのが身体に染み込んでいるとちょっと慣れが必要です。あと車道を走るのでハンドサインは出した方がよいです。これは他の人がやってますので、見よう見まねでやってみるとよいと思います。

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自転車レーンもあります。信号はよーくみると自転車でした。バスレーンと自転車レーンが兼用になっているところが多かったと思います。その場合は信号は普通の丸い信号でした。あとパリの市街地は一方通行だらけなので、乗ってみるとわかりますが、なかなか目的地まで最短距離で行けません。

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今回のお目当てはシャンゼリゼ通りを走ることでした。この日はツールドフランスの最終ステージ(選手達がシャンゼリゼ通りを走る)の前日だったので、ロードバイクで走っている人も結構いましたね。

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とりあえず「チームヴェリブ」で即席の隊列を組んで凱旋門目指して走ってみました(笑)。

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翌日がツールのファイナルだったため、シャンゼリゼ通り付近のパーキングは返却ができないようになっていました。

30分以内は無料でしたが、一方通行で遠回りになったのと、目的地で返却できなかったので、最終的に2.7ユーロの請求でした。

他にもツールドフランスの準備状況とか物欲系とかあるので、また後日。

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