Avid BB7_ROADのパッド交換

Ridley X-Fireのディスクブレーキから音鳴りがするようになったので、パッドを交換することにしました。走行距離は約2,800km。

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Avidの純正パッドでもよかったのですが、せっかくなので違うものを。選んだのはJAGWIREのPRO X。JAGWIREのパッドはMountain Sport, Mountain ProとMountain Pro Extreme(PRO X)があり、PRO Xはスチールプレートの上にコンパウンドが焼結されたもの。ウエットコンディションやダウンヒル用なのでもっとも制動力が期待出来ると思いこれを選択。

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ブレーキパッドは左右対称ですが、インナー(ハブ側)のレバーが内側に曲がっています。(リアも同様)

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ローターの調整ホイールを回して目一杯拡げて引っ張り出しました。アウター側のパッドがかなり減ってました。サービスマニュアルによるとどちらかのパッドの厚さが3mm以下になったら2枚のパッドを両方交換せよということなので、十分に交換時期です。

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リア側はそれほど減ってなかったですね。3.5mmくらいありそうです。でも、ついでなので交換します。

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Avid BB7_ROAD(おそらくBB7_ROAD SLやBB7_MTNも同様)はパッドを押し出す部分にピンが出ています。

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パッドの外側にある凹みにピンが入り、パッドが正確にローターに当たる仕組みのようです。Avid BB7はカチッと音がするまで奥に入れるという交換レビューが多いのですが、そんな簡単に嵌りません。

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手前にある八の字の部分がブレーキ本体内にある金具に引っかかり、激しい路面でもパッドが落ちない構造になっています。つまり簡単に入らない。

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奥にあるのが金具。ここに八の字の部分を引っ掛ける構造です。金具がバネになっているのでプラハンマーで叩いてやると入りました。

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なんとか嵌りました。ケーブルブーツはとても破れやすいのでどうにかならないかと思ってるところです。

パッドの間隔を思いっきり拡げたのでパッドの調整。インナーとアウターのパッドはローターから等間隔にするのではなく、インナー側のパッドを出来るだけローターに近い位置まで持ってきて、ホイールを回して当たらない位置まで戻し、アウター側のパッドをブレーキの握り量をみながら好みの位置に調整するのがよいと思います。というのもブレーキを引いたとき稼働するのはアウター側だけなので、ローターからインナー側のパッドまでの距離があると、アウター側のパッドがローターに当たってからローターがぐにっと曲がりインナー側のパッドに当たるまでブレーキがきっちり効かないので、感触が凄くヌルくなります。

交換前はパッドが減っていたのもあって効きがいまひとつだったのですが、交換後は効きもバッチリ。音鳴りも解消しました。ただしJAGWIREのパッドは冷えると音が鳴りやすいらしく、シクロクロスの練習のあと冷水で泥を落とした直後は音鳴りがしました。しばらく走ると全く問題ありませんでした。普通に使えるパッドだと思います。

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