安保法案に思うこと

70年前の本日、広島市の中心部に原子爆弾が投下されました。

あのような戦争は二度と繰り返してはいけないと思いますが、戦争をしないためにただただ反対を唱えるだけで本当によいのか、わからなくなってきました。

Itsukushima shinto shrine
義務教育を広島市で受けました。毎年被爆者の方が学校にきて、被爆体験について語られます。なかには五体満足ではない方もみえられるので、かなり刺激の強いときもありました。そうして育ってきたので、戦争に対してはかなり抵抗感がありました。普通の人の何十倍も強いと思います。なので武器、兵器のようなものを美しいと思ったり、迷彩柄がかっこいいという感覚もなかなか持てなかったし、バンドをやっていた流れで音楽関係の職に就いたせいで、周りはリベラルな人が多く、その後も思考はあまり変わりませんでした。

最近になって改めていろいろな立場の意見を見たり・聴いたりしてみると、考え方が少しずつ変化してきました。ネットで深く情報が掘れるというのもきっかけだったかもしれません。人前で持論を展開できるほどではありませんが、嫌だーと言っているだけよりはずいぶんマシになったように思います。

なので、法案に賛成の人も反対の人も他人の意見を聞いたりするのは大切ですね。なんだか、玉虫色ですみません。それくらい表現も含めて難しい。

あと法案について読んだことがない人は一度読んだ方がよいと思います。想像していたのと中身は結構違うかもしれません。名前も『平和安全法整備法案要項』と『国際平和支援法案』です。安保とか入ってないんですね。

平和安全法制整備法案要綱と国際平和支援法案全文(外部サイト)

というわけで、戦争や紛争のない世の中を実現するためにどうやったらよいのか考える一日でした。

安らかに眠って下さい
過ちは繰り返しませぬから
(平和祈念碑より)

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