Johnson’s ベビーパウダーでチューブの貼り付き対策

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いや、まさか、おっさんになってこれを買う日が来るとは思わなかった。

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後輪がパンクしてチューブ(PanaracerのR’AIR)を取り出そうとしたら、完全にタイヤに貼り付いてしまっていた。みっちりくっついていて剥がれる気配無し。

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それでもそーっと引っ張ると剥がれます。このチューブの角度でどれほどくっついているか想像してもらえるのではないかと思います。しかし久しぶりにパンクしたということで時間がかなり経っているせいもあるかな。そもそもR’AIRは貼り付きやすいんだそうな。

で、これを防ぐにはパナレーサーからタイヤパウダーという商品が出ていて50gで定価934円(税抜)、実売で700〜800円なのですが、中身はタルクという鉱石の一種らしいので、ベビーパウダーでも代用出来るらしい。

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というわけで前述のベビーパウダーを購入。中でもジョンソン・エンド・ジョンソンのJohnson’s ベビーパウダーがほぼタルクらしいので、これに決定。140gで200円台。Amazon.co.jpならもっと安く買えます。

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中身は白い粉です。なんだか懐かしい香りがします。

タルクは鉱物の蛇紋石が変形してできるという点ではアスベストと同じなので、発がん性が懸念されてるようなのですが、調べても科学的な分析から迷信までいろいろ出てきて、よくわかりませんでした。品質によってアスベストが微量含まれることはあるみたいで、厚生労働省からも重量比で0.1%を越える石綿(アスベスト)を含む製剤の製造、輸入は禁止されています。そしてこの製品を販売しているジョンソン・エンド・ジョンソンも大丈夫だと言っているようですが、中国製なのが…。

外部リンク:
J&Jに損害賠償支払い命令、ベビーパウダー関連のがん死亡で

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とりあえずビニール袋にチューブを入れて

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適当にベビーパウダーを振りかけて

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モミモミやって終わりです。ちょっと振りかけすぎたかもしれん…。

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装着して完了。ちょっと白い粉がリムについてしまったので、やっぱり多かったかも。

タルクは日本語で滑石とも書き、これをつけることによってタイヤとチューブは貼り付かないが、中で滑ってしまうのだろうか。そうするとクリンチャーのデメリットはより大きくなってしまうかもしれない。貼り付きやすいR’AIRにもそれなりに意味があったのか。

ちなみに履いているタイヤは同じくパナレーサーのグラベルキング26c。1500kmで後輪は杉目のトレッドパターンが完全に無くなってしまったので前後ローテーションしました。思ったより減るのが早い。

関連記事:
Panaracer GravelKing 26Cに交換

身体に使う前提の製品の方が安全か、値段が高い方が品質が高いのか。

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