週末RJCカーオブザイヤーを受賞したMAZDA DEMIOに試乗した。ほんとは試乗するつもりなどなかったのだが、のせられてついつい。
実はマツダの前にはホンダにも行って発売されたばかりの新しいFitも見てきた。こちらはカーオブザイヤーでは次点。色はたくさんあるで期待していったのだが、まだ普通のグレードはアラバスタシルバーメタリックしか展示がなくて、それ以外は従業員の車だというシャーベットブルーメタリックだけ。こちらはWebやカタログでは分かりづらいけど、ハイライトがちょっぴりピンクで、なかなかいい色でした。本当はカタログでも押し押しのブリリアントスカイメタリックが観たかったんだけどなー。カラーによって納期が違うらしいのでした。
で、デミオ。今乗っている1007を買う前は、Axeraにしようかとも思って、そっちはちょこっと乗ってみたことがあったのだが、なんだか運転席が狭くて、あまりよい印象じゃなかったのだけど、今度のデミオは運転席もちょっと広くなっていた。でもボディが前のモデルより低く短くなったのだそう。重量も100kg以上軽くなったので、1t以下になったとか。自動車重量税は最初の3年は0.5t毎に18,900円だから、1tまでだと37,800円。1t超え1.5tまでは56,700円になるので、新車購入時、車検時の費用が少なくて済む訳だ。実際に乗ってみると軽いのスイスイ進む。今の1007が重たいだけに、ちょっとない感じ。マニュアル車も一番下のグレードからあって、真ん中のグレードより、一番下のが速いらしい。なんかそういうの説明してくれるのってマツダっぽかった。あとは運転席、助手席横の窓が前にいくほど下に下がっていて運転しやすかった。色も冒険的で新しいスピリッテッドグリーンメタリックはなかなか目立つし、メトロポリタングレーマイカはちょっと青みがかっていて大人っぽいし、ラディアントエボニーマイカは同じ色のロードスターが見たけどチョコレート色みたいないい色。
ただし、両者を比べるとフィットの方がいろいろ細かい工夫がされていて、単純に比べるとデミオ負けてます。でもかわいくて、軽くて、よく走るクルマがいいのならデミオ。内装も広々、しっかり造り込んであって、ユーティリティも充実しているほうがよいのならフィットかな。