街なん?

トラックバック数“0”が確実な話題ですが、思い切っていきたいとおもいます。もしかしたらコメント数は多いかも(淡い期待)。
それは本日の正午前、同僚の車の助手席に乗っていたときの事。ひさしぶりに通る道路沿いの風景がずいぶんと変わってしまっていたので、
オレ「うわぁー、なんじゃこりゃ。」
同僚「この辺変わるの早かったんよ。スーパーなんかすぐよ。まぁ、近いけぇ、よう来よるけど。」
注)この二人は同郷のため、言語が乱れ気味です。
オレ「ホンマじゃ、スーパーできとるし、家もドカドカ建っとるし、変わったわぁ。」
同僚「そうなんよ、この辺もけっこう街じゃね。」
ハイ!ここで問題です。この「街」の使い方はおかしくないですか?ここで彼が言っているのは、「この付近もずいぶん栄えたもんだね。」ということなのですが、それを「街」と表現してしまう。「街になった。」ではなく。「街」なんです。つまり「街」は形容詞的につかわれています。で、
オレ「いまの街っていうの、広島弁じゃろ?」
同僚「ええ、そうかいね?」
オレ「よう「街なん?」とか「街じゃけぇ。」とか言いよったわ、昔。」
注)この二人は同郷のため、言語が乱れ気味です。
同僚「そういや、他じゃあんま聞いたことないわ。」
オレ「そりゃ通じんじゃろ?」
同僚「そうかもしれん。」
で、事務所に帰って他の同僚たちを「街なん?」攻撃です。半分くらいは通じませんでした。言っている意味はなんとなくわかるそうなのですが。さらに辞書で調べてみましたが(ヒマだな、オレ)、
町…(1)都会(2)地方公共団体の町(3)市街の小区画(4)商店が並んだにぎやかな所 (街とも書く)
ということらしいのです。確かに「街なん?」って聞いているときは、「商店が並んだにぎやかな所なの?」って言っている意味に近いのですが、我々の使う「街」は景気よく栄えている「状態」を意味しているのです。なので実際都会じゃなくても、やたらと再開発などがされている場合は「街」になります。
あなたの「街」ではどうですか?

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