もう二度と行かねぇよ！

渋谷は宇田川町にあるお好み焼き屋その名も「じゃけんnou」。
珍しくまともな（＝へんなアレンジがされていない）広島風お好み焼きが食べられるお店でランチによく行っていた。
ところが、本日2週間くらいぶり行ったら、満員。いつもは3,4人しかいないのに、なぜ？
壁にTV画面をキャプチャした写真が貼ってある。どうやらTVで紹介されたらしい。贔屓にしていた隠れ家的なお店が急に流行ってしまうのは、なんとなく寂しかったりもするが、広島風お好み焼き地位向上のために、前向きに捉えた。
混んでいたので、鉄板が目の前のカウンター席に座る。ここの店では珍しく麺がシングルとダブルの中間の1.5というのがあるので、肉玉そば1.5にモチを追加しておいた。今日は鉄板で食べれるし、箸使わないでヘラで食べるぞー、と期待に胸を踊らせていたのもつかの間だった。
今日は見慣れない若い男性が焼いている。以前はいなかった男だ。ただでさえ混んでいて忙しいのに、この男が不器用な上にヘタ。もう一回書こう、ヘタなのだ。もう人が食べるものをつくってるとは思えない。とにかく動かすとき、返すときお好み焼きがぐちゃぐちゃになる。そばめし状態である。忙しいのはわかるが丁寧に焼いて欲しい。鉄板の上も汚くてこびりつきだらけ。見ていると食べる気が失せた。
しかもモチを鉄板で焼いておきながら入れるのを忘れてたので、「モチ忘れているよ。」と言ったら、「ああっ。」といって、無理矢理中に入れようとするので、「もう入れなくていい。」と言って止めた。だってせっかく重ねたのを広げられて入れようとするんだもん。というか重なってなくてぐちゃぐちゃなんだけど。
忙しいのはわかるが店内が混んでいれば、食事が出てくるのが遅くなるのは当たり前だ。それが忙しさのあまりに料理がめちゃくちゃになったのでは堪らない。素人でもおいしい料理を作れる人はいるが、一日中つくり続けても味が変わらないのがプロの仕事なのだ。
しかもオレのところに来たのは、エビ、イカ入のスペシャル。スペシャルを注文した同僚のところに、ノーマルのがいったのでした。ま、メニューの出し間違いは我慢出来る。とにかくぐちゃぐちゃに汚いのがもうダメ。
今までの採点は7点（まあまあ）だったが5点（もういかない）に下げた。せっかく発掘して、いろんな人を連れて通ったのに、なんなんだこれは。レジで「また来て下さい。」なんて言われたが、
もう二度と行かねぇよ！