THIS IS IT

先週は京都へ行ったり今週は東京、横浜と出張続きでなかなか更新できませんでしたが、週末にTHIS IS ITを観てきました。
実は結構Michael Jacksonのことは好きで、その存在を知った頃にはちょっと変わった人として認知されていたマイケルでしたが、久保田利伸だったか広瀬香美だったかがラジオで(昔からラジオっ子だったのです)、マイケルは歌ってないときも凄い。それはダンスのことではなく、ブレスを曲やフレーズによって使い分けたり、ブレスの音を入れることによってリズム感を出したりしているっていうようなことを言っていて、なるほどと思ったのが、マイケル・ジャクソンというアーティストに興味をもったきっかけでした。

映画THIS IS ITはご存知の通り本来行われるはずだったツアーのリハーサルの模様を編集したもので、当然ステージ用の衣装ではなかったり、曲によってはフルコーラスやらずに終わったりというところはありますが、普段は観ることの出来ないリハーサル風景をステージの間近で観ることができ、貴重な体験をすることができます。
映画はダンサーのオーディションから始めるのですが、世界中のダンサーが憧れるマイケル・ジャクソンと同じステージ立てるという夢を実現する瞬間の模様や、ステージ上でデュエットする(予定だった)シンガーのインタビューがあったり、後半ではOrianthi Panagaris(オリアンティ・パナガリス)という若干24歳の女性ギタリストが、マイケルの横で堂々とBeat itやBlack or Whiteを弾く姿が描かれている。自分のショーにも関わらず「これは君の見せ場なんだから。」とそれぞれの若い才能を鼓舞する彼は、ファンだけでなく、いろいろな人に夢を与え続けてきたのだという素晴らしさを実感し、思わず泣きそうになりました。

Beat itのギターソロは一番好きなギターソロのうちのひとつで、弾いているのはかの有名なEddie Van Halenですが、上のビデオで言うと3:11あたりのところで、ガザガザ、ドンドンドンドンというノイズが左側から聴こえてきます。これがEddieのスタンバイオーケイ、じゃあ行くぜという段階で出てしまった音で、スタジオのモニターなどでデカい音で聴くとまるでEddieがそこにいるようで鳥肌が立ちます。ギターソロ本編よりもこのノイズがどちらかというと好きです。

速い曲だけでなくゆったりした曲も美しい声で歌えるのも魅力でしたね。

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