Cielo Road Racer 300km インプレ

Cielo Road Racerに乗り始めてから2週間経ったので現時点での印象を書いておきます。乗れるのが休日の午前のみ（でも早起きが苦手）のサラリーマンライダーなので距離にして300kmを越えた程度。ちょいノリも入れると350kmくらいかもしれません。

納車の記事にも書きましたが、がっつりレース用というよりは自分の好きなペースで好きなルートを楽しんで走りたいと思っていたので、あまりアグレッシブに乗れるバイクを選んだつもりはなかったのですが、認識が間違ってました。このスチールフレーム、Sim Worksさんのサイトに書いてある通り完全にレースバイクですね。

シェイクダウンを兼ねたトレーニングライドと去年はロードで事故に遭ったので安全祈願ライドを。

久しぶりのコースもいくつか走ってみました。そのうちのひとつ、県道68号線から299号線に別れる道。写真ではわかりにくいですが、30%近いほぼ壁という坂。初めて走ったときは登りきって脚をついてしまったという苦手コースでしたが、グイグイと登れるように。メディアでのレビュー記事のようにフレームのこの部分が効いてこの走りといったような部分は分からないのですが、乗ってみるとかなりよい感じです。

他にもStravaで自己最高を連発。もちろん坂が続くとしんどいのは変わりませんが、トータルでは楽になった感覚があります。サンプルで置いてあったスタッフさんのCielo Road Racer Discにちょこっと乗らせてもらったら、カーボンフレームのRidley X-Fireから乗り換えてもかなりカッチリした印象だったのですが、走ってもあまり体に疲れが残らないのは、鉄の乗り味ってやつなんでしょうか。

もちろんカーボン製のエアロロードバイクにはかなわないと思うし、プロロードレースでの戦績もないので、そういった競技でばんばん使われることはないのでしょうけど、モロ体育会系のロードレーサーではなく、ヒッピーライクな文系の人たちを中心に乗っている人が多いのもうなずけます。速いのが正義・軽いのが正義じゃない人はアメリカン・ハンドメイドバイクは是非検討してもいいのではないかと思います。