Rapha RCCメンバー限定のバーテープが出ていたので購入してみました。お値段3,500円也。ついでにバーテープの巻き方についていろいろなところで紹介されているので目新しいことはあまりありませんが、自分なりにやり方がまとまってきたので備忘録的に書いておこうかと思います。というかほぼ自分用メモ。
で、RCCのバーテープですが、パッケージはfizikのそれっぽいけどどうなんでしょうか。中身はバーテープ本体の他にブラケット部分に使用する短いバーテープ、エンドキャップと最後にバーテープを止めるフィニッシュテープ。エンドキャップとフィニッシュテープはfizikのものと形状が違いました。バーテープ本体にはLとRの印があり、文字が入っているので、左右の指定があるようです。
バーテープだけあっても巻けないので、いくつか用意します。とりあえずハサミ、定規、マスキングテープとビニルテープ。マスキングテープは何色でもよいですが、ビニルテープは黒の方がよいかも。定規は端から測れるもののほうがより便利です。
ハンドルバーが左右対称に取り付けてある前提ですが、ステムからバーテープをここまで巻きたいという位置にマスキングテープを貼っておきます。今回は40mmに。これでBARFLYなどのマウントが付いていても左右対称に巻くのが楽になります。
ブラケット部分を隠すバーテープはこれだけでは粘着力がなく作業中に取れてしまうことがあるのでマスキングテープで仮止めしておくといいかも。
Rと書いてあるバーテープを右の下ハンから巻き始めます。巻き始めを時計の6時の位置にして、バーテープをハンドルから三分の一くらいはみ出るようにするとエンドキャップを嵌めたときに綺麗に仕上がると思います。バーテープの巻き方向は反時計回り。三分の一程度重なるように巻いていきます。
ところが変なのですね。文字が逆さまになる。一瞬間違えたかと思いましたが、確かにRと書いてあるのが右側のようです。
Raphaのサイトでは右下ハンは時計回りに巻いているようなので巻き方向が逆なのですね。これは好みもあるのでどちらでもいいと思いますが、バーテープに書いてある文字は見えないようです。しかし上の方は左右で巻き方向が違ったり、もしかしてあまり慣れてない人が巻いたのかなぁ。らしくないぞ。
Lと書いてあるバーテープを右側に巻くとこの通り。文字は読めますが、巻いたら隠れてしまう。ほとんどのRapha製品は裏面にストーリーレーベルがプリントしてあるのでそれをバーテープでも体現したのか。
ブラケットの位置にきても巻く方向はそのまま。戻る方向になるのでサドル側から見ると時計回りになります。一旦マスキングテープで仮止めしブラケットを戻します。
バーテープが負けていなくてハンドルが見えてしまっているところがないかチェックします。どこか出ていたら短いバーテープの位置を調整します。これ結構大事なポイントだと思います。巻いてブラケット被せたら一部巻けてなかったという失敗が過去にありました。
最後まで巻けたらマスキングテープに合わせてカット。ハサミが便利です。大体1周するくらいの長さで斜めに切ることになりますが適当でも大丈夫。なぜならフィニッシュテープを巻くので。
最初に用意しておいたビニルテープはバーテープに付属していた最後に巻くフィニッシュテープと幅が同じだったので、はみ出ないように少し細くします。いつものfizikだったらこの作業要りません。
マスキングテープを貼ったところで固定。マウントがあるのでわかりにくいけど左右対象。
フィニッシュテープをぐるっと巻いてみて、巻き終わりがどのあたりにくるか確認します。フィニッシュテープの端が見える部分に出てこないようにどの位置から貼り始めるかの確認です。
巻けました。fizikのものより幅が狭く、ロゴやグラフィックの入っていない無地のテープです。
エンドキャップはfizik純正(右)と違いフランジになっているタイプ。少し柔らかい。
手で押してスコっと入りました。ここが固い場合はプラハンマーで叩くのがよいと思います。
感触としてはfizikのラバータッチTackyよりさらにすべりにくく、1.5mmと薄いのでハンドルももこもこにならない。なんどか壁に立て掛けて置いてみたが表面は強そう。あとは汚れに強ければいいかな。