やめたくなったらいつでも言ってくれ。

久しぶりにプラダを着た悪魔を観た。
アン・ハザウェイ演じる主人公アンドレアが、アナログなトリミング作業か校正をするような部屋で、ファッション・ディレクターのナイジェルに、愚痴をこぼしたとき、何の努力もしないで愚痴を言うだけなら辞めろ、他に代わりはいくらでもいるんだ。というようなことを言われるシーンが印象的。
これを観ると、20代前半くらいのとき、ちょっと愚痴が出そうになったとき、「やめたくなったらいつでも言ってくれ。お前の仕事をやりたいヤツは、会社の中にいくらでもいるんだから。」なんて、エラい人に言われたことがあったのを思い出す。まぁ、いまとなっては、コンペになったら絶対勝てる自信くらいはついたし、そんなこと言わせないくらいにはなったと思うけど。なんとなく懐かしい気分になる。
ちまたでは女子にお勧めのムービーってことになっているようなのだが、好きなことを仕事にしている人には、男女問わずおすすめの映画。女子だけに見せるのはもったいない。

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