Yamaha SG-2のオーバホール(清掃作業?)の続きです。今回はピックアップをみてみましょう。おそらくメッキ以外は同じものだと思いますが、SG-7などにも採用されている有名なピックアップです。
トップのプレートを外しました。トップに見えていたシルバーのラインは実はポールピースではないんですね。
透明な樹脂の裏面にシルバーの線を書いて、さらにブラックに塗ってあるようです。
本来は接着されているみたいなのですが、高さ調整できるポールピースをセットしているブロックごとはずれました。
ネック側とブリッジ側でポールピースの間隔が変えてあります。機能的に磁性体でなくてはならないので、材質は鉄でしょうか。面取りがしっかりしてありますね。
錆が酷かったので、いつものようにパーツクリーナーと錆びとりに付けて綺麗にします。
一通り綺麗にしたあと、ポールピースをホルダーにセットします。動きが固かったので潤滑と防錆のためグリスを少し付けました。
使ったのはいつものシマノ デュラエース スペシャルグリスです。デュラエースとはシマノのロードバイクコンポーネントの最高グレードのことなのですが、なぜかこのグリスは非常にお求めやすいお値段です。色が黄色いので、通称バスクリンと呼ばれているみたいです。最近知りました。
上の写真で分解したパーツがちょっと写ってますが、次回はブリッジをみてみましょう。