Yamaha SG-2 オーバーホール その7

さて長々と続いたヤマハSG-2いじりもそろそろ組み立てに入ります。
Pickup cushions from Fender Japan
そもそもこの作業はピックアップの高さ調整が出来ないところから入ったので、まずは高さ調整を出来るようにします。衝撃のクッション劣化を発見して、オリジナルのクッションは全て取り除いたので新しいものが必要です。簡単に手に入るところではフェンダーのジャズベース用のクッションがよさそうです。
Pickup cushions
ネック側(左)、ブリッジ側(右)で高さが異なります。
Installing electronics
これをピックアップの下に入れましょう。写真はピックアップの部品がすぐバラバラになるのでテープで固定しているところです。使っているのは住友3Mのマスキングテープです。このテープはなかなか優秀なので、そのうち紹介します。
Installed bridge
ブリッジも取り付けします。
Installed all electronics
少しずつ元に戻ってきました。あとは外したVOLUME、TONEのノブを取り付けなければなりません。
Yamaha SG-2 Knobs and set screws
今回発覚したことのうちのひとつ。この写真、おかしなところがないでしょうか?
Different thread diameter, why?
こちらのほうがわかりやすいかな?(ちょっとピンが片方に寄ってますけど)
実はVOLUMEとTONEのノブの固定しているネジのサイズが違ったのです。なんでわざわざ分けたのでしょう?拘りか、それともやむを得ない事情があったのか、単に図面上の指示ミスなのか、まったくわかりませんね。TONEの方が太いネジを使っています。
Add grease into screw hole
ネジが固着しないように、バスクリンいやグリスを塗っておきます。
Yamaha SG-2 1967
紹介した作業以外にもジャックのクリーニング、フレット磨き等やっていますが、ようやく完成しました。
長々とおつきあい有り難うございました。