ピックアップ、ブリッジと見てきたので今度はネックを見てみましょう。ボディ背面に四角いプレートがついていますが、ストラト等と違いなんだかネジが小さいですね。
外してみましょう。
中に4つボルトが出てきます。これでネックジョイントをしているのですね。
そして四角い穴の中には、トラスロッドのナットが見えます。
今回やや順ぞり気味なので少し締めてみます。締めるときはこうやって2つの丸い棒状のもので回すとよいです。1つだと棒に負荷が掛かり過ぎてまわしにくく、ナットの穴が千切れる可能性があります。
ネックまわりということでついでにペグも見ておきましょう。ややペグの回転が悪いものもあったので、できれば全て気持ちよく回るようにしたいです。
背面についている小さなネジを外すとカバーが取れます。中は非常にシンプルな構造ですね。クルーソンタイプは丸穴からグリスを入れますが、これならガバっと外してメンテナンスできます。このあとディグリーザーで古い油脂類を洗い流して、再度グリスを挿しておきました。
チラっと見えるのがオリジナルの塗装の色です。最初はナチュラル塗装だったのですね。
指板がかなり乾いていたのでレモンオイルをさっと塗っておきました。
使用しているのはいつものFreedom Custom Guitarのレモンオイルです。粘度、乾燥の早さ、保湿性能のバランスがよくて使いやすいです。
そろそろ組み立てましょうかね。