Nobeyama Cyclocross 2013

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今年も野辺山シクロクロスに行ってきた。去年初めて観戦し自分でもやってみたいという気になったからだ。で、先月ようやくバイクを購入。短い時間で最低限の練習をしたつもりではあったが結果はいかに。

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出走したのは日曜日だったが、前日入りして受付を済ませた。UCIのレースを観戦。テンションを上げる。


ホテルにチェックインを済ませ、夕食は近くにある萌木の村ブルーパブレストラン「ロック」へ。ROCKビーフカレーが有名らしいので注文。あまり辛くはないが濃厚なカレーだった。翌日朝早いので「ロック」で買い込んだ地ビールをひたすら飲んではやく寝た。

翌朝再び会場入り。入口付近にクルマが停められたのでラッキーだった。すぐさまバイクを組んで試走。が、途中からリアディレイラーの動きがおかしい。標高が1300m以上あり気温がかなり低いのでワイヤーが縮んだかとかいろいろ思いながら走る。泥のセクションは完全に凍っており轍を上手く捉えないと走れない。フライオーバー(立体交差)は傾斜・落差共に外から見るよりも大きく最初は勇気が要った(ヘタレ)が、まっすぐ降りればとりあえず大丈夫ということを確認。しかしリアディレイラーの動きが悪い。試走時間が終わったのでクルマに戻って点検。スプロケットの一番ロー側から二段目にチェーンが乗らず三段目になる。さらにトップ側に上げると今度はどこにもギアが入らず行ったり来たり。さらにギアを上げるとなんとかチェーンが納まるが、こんな高いギア比使うのか。困った。しかも出走するC3Bのレースまで時間がない。とりあえずワイヤーの張りを調整する部分を回して、ロー側の一番目と二番目にはギアが入るように調整。あとはなんとでもなれという気分ではあった。

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レースの時間が近づいたので出走のサインを済ませてスタート位置に並ぶ。ゼッケンの若い番号順なので二列目だ。分不相応な位置である。とりあえずスタートしたもののバンバン抜かされる。コース横には親切な人がいて、自分が現在何位なのか教えてくれたりする(このあたりがアットホームだ)。1周目の時点で34位だった(かなり抜かれた)。途中レースは3周というガラパさんのアナウンスが入った。シクロクロスはトップのライダーがコースを何分で1周できるかで周回数が決まる。試走時は凍っていたコースがやや柔らかくなっている。泥のセクションは泥が重たく、ホイールに絡まっては重たくなるので、ところどころ担いでクリアした。

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シケインの手間はコーナーになっていたが見通しがよくディスマウントも問題なくできた。しかしリマウントでスピードに乗れず苦戦。直線の舗装路はスピードに乗れそうだったがギアが上げられないので、激坂でもないのに高ケイデンスで、まったくスピードに乗れず。フロントはインナーだし、もうゆるゆるのシングルスピード状態である。2周目に入ると息が切れ、無事3周回れるのかと思ってしまった(もう精神的に負けている)。このあたりになると2分遅れでスタートしたCM2の上位選手にも抜かれてしまう。3周目に入り完全に集団から千切れてしまい、もしかしたら最下位なんじゃないかとすら思っていた。

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最後のシケインをモタモタとクリアして、ラストの直線で踏んで踏んでフィニッシュ。

後日発表されたリザルトでは、なんと58位。遅っ。でも後ろにまだまだいたみたい。後ろを振り返る余裕も無かったのでよくわからなかった。初めてシクロクロスでまずは怪我をしない、完走する、ビリにならないの3大目標(設定が低いな…)はクリアした。が、このリザルトは悔しすぎる。レースまでにシクロクロス特有のディマウント/リマウント、担ぎの練習は出来たし、レース本番もあまり問題にはならなかった。シューズがズボッと埋まってしまうほどの深い泥のコースはかなり手強かった。畑か田んぼに入って練習しないと無理かもしれないが、よい大人がそんなことをしたら警察を呼ばれるだろう。心配していたスタミナ切れは起らなかった。脚力を付けるためのトレーニングを繰り返し行ったが、脚にくる前に心肺がダメになった。今後はハートレートセンサーを付けてトレーニングしないとダメかも。あとはジョギングを再開したい。それとバイクの調整。試走でダメになるようではなぁ。ディレイラーがもげたり、エンド金具が折れたりしていた人がいたので、それに比べれば軽症だけど、いづれにしてもまともなレースが出来なかった。

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帰宅してディレイラーをよくみてみるとワイヤーが引っ掛けるところから外れていた。これではうまく動くはずが無い。せめて現地で気がついていれば…(泥だらけで無理だったけど…)。

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レース直後のバイク。見事にドロドロ。高圧洗浄機で洗っても洗っても泥が落ちなかった。


衝撃だったのはこれ。夏に使う簡易プールにつけてジャバジャバと。プールの水は茶色いし、牧草は沢山浮いているし、果たして汚れは落ちたのだろうか。


泥セクションを担いだせいでシューズはこの通り。eggebeaterのキャッチはまったく問題なかった。

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去年は温かいうどんを食べるのに何十分も待たされたがフードコートもフードのメニューが充実していたと思う。


盆栽自転車のコーヒー豆もゲットしました。いまの豆がなくなったら楽しみです。

そんなこんなで初参戦のシクロクロス。結果は残念だったけど、去年より天気もよく気温も高かったのでイベント自体は楽しむことができた。1ヶ月後の信州シクロクロス富士山でリベンジするか、カテゴリーはひとつ落とします(涙

#nobeyamacx 2013 from Toshiki Sato on Vimeo.

今年もまたどなたかが素敵動画を。これ観たら行きたくなるでしょ。

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