帰路にて

昼頃到着しました。荷物片付けたり、洗濯したり、メールチェックしてたらこんな時間。
少し時間を巻き戻して、前回↓の話には実は続きがありまして、あれから実はなかなか機内への搭乗案内がなかったんです。ゲート前がかなりせまかったので人がだんだんあふれ始めてきて、「おぅおぅ、やばいなぁ。」とか思いつつ、ネットサーフィンをしていると(ちなみにCopenhagen空港でのワイヤレスLANのアクセス料金は、1時間で60DKK(デンマーククローネ=約1,200円弱でした。いくら25%のVAT(付加価値税)を含むとはいえ、成田では1日使って500円だったので、だいぶ割高だね)予定時刻を過ぎてようやく搭乗口カウンターから届いた第一声は、
「機材のメンテナンスに時間がかかっている。準備が整い次第再度連絡する。」
だってさ。またかよーと思いつつ。「まぁ、SASのホテルもよかったし、また泊まってもいいけど。今度は街に繰り出したいな。」とか余計なコトを思っていると、なんとか乗れそうな様子。一番後ろの座席について、お決まりの離陸前の機内放送を聞き流していると突然、
ブツっ。
停電です。コペンハーゲンの4:00pmなんて完全に日が落ちているから、機内真っ暗。数秒で復旧しましたが、最後部の席から眺める限りでは「この飛行機は大丈夫なんだろうか?」というモワーっとした不安な空気が漂い始めました。
「おいおい、やっぱり今日もダメかな?」とか思ってたのですが、機内に落ち着きが戻ってきたし、どうやら飛行機を降りることはなさそう。そりゃ運行しているほうだって、死ぬとわかってて飛びはしないだろうし、彼らが支障はないと思っているのなら、まぁ、安心だ。本の続きでも読むか。
あれっ、…横尾忠則の本がない。
Berlin-Tegel空港のレストランに忘れてきたみたい。ちくしょー。まだ1/3しか読んでなかったのに。古本じゃなくて新品で買ったのに。しかたがないので、読みかけだったエルネスト・チェ・ゲバラのモーターサイクル・ダイアリーズの続きを読んで暇つぶし。しかし隣のイタリア人がうるさかったなー。前の北欧人は成田に着陸した瞬間に吐くしさー。
税関で「ベルリンに行ってきた。」といったらなぜか荷物全開にさせられて、けっこー詳しく調べられてしまいましたが、怪しかったかなぁ、オレ。
まぁ、なんとか着いた。またいこうベルリン。
チュース!(ドイツ語でさようならの意・スペル不明)

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