ひなた


ひなた/吉田修一 を読了。
元は雑誌『JJ』に連載されていたものらしい。新堂レイ、大路尚純、大路桂子、大路浩一の4人のそれぞれの春・夏・秋・冬が書かれている。それといって事件は起こらないのだが、日々というか人生ってのはこういう状態が長く続いている。ただお互いが恋人、兄弟、夫婦という間柄において、少しずつ何かがズレていく感じ。日常のこと、家族のこと、フワフワとしているようで、ちょっと怖いような。緊張感がある。
新幹線の中で、読んだ。本を読むのに夢中になってて、品川駅に着いたのに気が付かなかった。山手線の中でも読んで、しまいには帰りによったラーメン屋でも読んでしまった。
どういうワケか引き込まれてしまう内容。吉田修一にまたやられた。

2件のコメント

  1. まーちゃんかわゆい もうほんとに あん

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    お、むーちょ文章読めるようになったのか。

  2. SECRET: 0
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    まーちゃん、自分のことかわいいっていうのやめなさい。三十路なんだから。

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