初恋温泉/吉田修一を読了。
なんか最近本ばっか読んでねえ?と思ったアナタ。
正解です。
月末のブログが更新されないあいだ、本ばっか読んでました。あと早割でチケットゲットしたにもかかわらず、フジにもいかなかったし。(なんつーか、アーティストのラインアップがいまいちで、9月のMadonnaとPrimal Screamに期待することにした)
まー、なんでそんなことをしておったのかというと、インプットです。アウトプットのためのインプット。つまりいろんなものを見て、聞いて、読んでということをとにかくやって、いまは消化できなくても、あとでこの貯金が効いてくるのです。というか最近アウトプットしているもののクオリティが低いので、そのヘンが気になっているのです…。
まー、そんなことで気になった本を片っ端から読んでおりました。
で、前置きが長くなりましたが、吉田修一の初恋温泉。温泉を訪れた5組のカップルの話。離婚あり、出会いあり、不倫ありなのですが、それぞれの舞台が熱海「蓬萊」、青森「青荷温泉」、京都「祇園畑中」、那須「二期倶楽部」、黒川「南城苑」と実際の温泉になっているのが、想像をかき立てられてよい。
特に高校生が親に嘘をついて温泉に1泊旅行に行く話。なんだか一生懸命で、ほほえましくて、ピュアで素敵。