ラッキースターの探し方

ラッキースターの探し方／蜷川実花を読了。
DAI-X出版の仕事と生活ライブラリーの第八弾。中目黒の本屋さんCOWBOOKSのオーナーで、文筆家の松浦弥太郎さん監修です。通称「就職しないで生きるには」シリーズ。
蜷川実花さんは、当時女子大生だったデビュー作の17 9’97からBaby Blue Sky, Sugar and Spice, Pink Rose Suite, A Piece of Heaven, Like a Peach, Acid Bloom, Liquid Dreams, over the rainbow, mika, floating yesterdayまで、沢山の写真集を発表してきているのですが、あの強烈な色彩の写真が出来るまで、写真家蜷川実花が、どういう気持ちでいままでシャッターを押してきたか、喋りすぎっていうくらい語ってます。それとお父さん（蜷川幸雄氏）の影響も素直に語ってるし、受けた仕事に対して、自分らしさをどれくらい出せるかということが、きちんとコントロール出来ていると思う。これほどしたたかで、凄くまじめで、謙虚な人だとは思ってなかった。写真をやっている人、なにか自分なりの表現を見つけたい人には、とても参考になると思うな。
巻末の対談で、松浦弥太郎さんが、「蜷川さんの写真は、一人で見ていても、みんなで見ている感じがする。」っていうのがまったくだなーって思った。たとえ裏返しにしても、さみしい感じが全然ない写真です。
そうそう、今日お昼ご飯食べて、なんだか魔が差して、楽器屋にでも行こうかと思ったので、渋谷の楽器屋さんに行ったのです。そしたらアコギの売り場に、帽子を目深にかぶった背の高いお姉さんがいて、「誰だろうな？」とかおもいつつチラチラみてたら、小西真奈美さんでした。
ということで、今夜は「ぐびなま」です。

しかし発泡酒とか第三のビールと呼ばれるその他の醸造酒（発砲性）というビール風味の飲み物は、もうちょっとウマくならないのかね？