東京ビッグサイトで行われているGOOD DESIGN PRESENTATION 2006に行ってきました。
いわゆるグッドデザイン賞の公開2次審査。一般の人のコメントが審査にどれくらい影響するのかわからないけど、今年は自分の名前が入ったものはないので、どちらかというとお客さん気分で気楽に見て回りました。といっても千点以上あるので、全てを見るのは結構大変でした。
去年のGDPと比べて新領域デザイン部門でノミネートしているものが、ちょっとなんでもありになってたのが残念でしたが、そんな中一人用のヘリコプターは、ちょっと乗ってみたかった。レスキューなどで活躍しそうな感じだし、スポーツにも使えそう。何十年後かには自転車の代わりになってたりして。
コクヨのはさんで使うテープのり「ドットライナー」は欲しかった。文具メーカーの製品は、製品を使う人の観察がよく出来ていると感じさせるデザインが多かった。ただサンスター文具からPANTONEカラーを使ったものが沢山並べてあって、去年もPANTONEのツインマーカー出してたし、同じネタで展開したものをまた出してくるなんて…。デンキモノでは、規制緩和間近のPLC(電力線搬送通信)技術を使ったもの、イーサネットアダプタのようなものがちらほらと出てました。まだまだ知らない人が多いと思うのですが、そのうちもうちょっと大胆な発想のものが出てくるかもしれません。
一番よかったのは、(誰もこれをよいとは言わないだろうけど)タニタの歩数計。いわゆる万歩計です。
万歩計というとおっさんがベルトにぶら下げているイメージがあって、どうしても製品としては年寄り臭くなってしまうのだけど、展示されていた歩数計はとても小さくて、カバンの中やポケットに入れたり、ネックストラップに付けたりと、場所を選ばない。技術的には3Dセンサのおかげなのだろうけど、今まで、
「えっと、いまね、な、七千歩。」
という。ジャケットをめくってベルトに付けられたそれを見る、そのイケてない動作がなくなって、まるで懐中時計を見るようにスマートに歩数を確認することが出来る。これならお互いに見せ合ったりすることもとっても自然になるだろう。ステキなデザインのおかげで日本中のおっさんの地位が少しでもあがるといいですな。
デザインはどちらかというとかっこいい形のものを作る造形表現だと思われているのだけど、こうやって人のマインドをよい方向に変えて、ちょっとつま先で立っているような気分させたり、人のアタマの上に「!」をつけるようなことを実践出来るのが、本来の姿だと思うので、こういうデザインが実は好きだったりします。
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あ!
昨日か一昨日、行こうと思ってました。
(結局行けなかったけど…)
去年逃したから、今年は!と思ったけど、
また逃してしまいそう。
明日までですよね??
いつかのこれに出ていた丸い加湿器が欲しかった…。
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はやいなー初日カヨ^^
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>かワハギさん
最終日は搬出があるため早く終わっちゃうので、
気をつけて。
そのまるい加湿器もってるよ。なかなかいいです。
今年の冬はマストバイですね。
>usk
土日に行くのはイヤなので、さっさと行ってきた。
審査員の審査が終わった夕方から公開されてるので、
二日目だよー。