インゴ・マウラー 展「光の魔術師」

GEISAI#10を観たあと初台にある東京オペラシティ アートギャラリーで、インゴ・マウラー展を観てきた。
「デザインの5%は最初のアイデアから、残りは開発過程からできあがる。」とはインゴ・マウラー(Ingo Maurer)の言葉。彼はグラフィックデザインを学んだ後に照明のデザインへと進んだわけですが、アルミや紙、陶器など身近な材料を使ってつくられる照明器具がとても繊細で美しく、素材を生かしながら最初に浮かんだ発想をじっくりと練り上げて行くタイプなのだろう。
展覧会では、1966年に発表された有名な「バルブ(Bulb)」。(これは文字通り電球型の照明で、なかに電球がはいっていて、とてもユーモラス)や、2本のケーブル引っ掛けることでハロゲンランプの明かりをつけることが出来、ランプの位置や組み合わせが自由に出来る照明システム「ヤ・ヤ・ホ(YaYaHo)」、電球に羽根を加えることで、あたかも電球が飛んで行きそうな「ルーチェリーノ(Lucellino)」、ホログラムを使用した「エジソン、あなたはどこ?(Where are you ,Edison,…?)」などの代表的な作品を間近で見ることができました。
特に3層のガラス板にLEDが埋め込んであるテーブルとベンチ。よーく見るとほっそーい配線が見えるのですが、星空のように空間の中にLEDだけが浮かんでいて、一瞬どうやってLEDが点灯しているのかわからないほどよくできていた。
ミュージアムショップgallery5(NADiffの支店のよう)で、インゴ・マウラーの代表作のうちの一つ「ルーチェリーノ(Lucellino)」をモチーフにMark McKennaによってリデザインされたemulation kitと、Light design now!(PAGEONE刊)という本を買いました。展覧会カタログは欲しかったけど、Light design now!の内容がよかったので諦めた。
インゴ・マウラーのデザインした照明器具ヤマギワのホームページでみることができます。
アートギャラリーでは、常設展も同時に見ることができたのですが、昼間行ったGEISAIで審査員個人賞を受賞した時松はるなさんの作品があった。
京王新線から大江戸線への乗り換えが楽だったこともあり、落合南長崎まで行って、ここなら売ってるだろうとアタリをつけた中落合の東京堂で、チャッピーのライトバルブを買いました。これで堂々と乗れるぜ。この東京堂、カブ好きにはかなり面白いお店だと思います。

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