最近ペラペラのトートバッグを持ち歩いている人が目につく。特にDEAN&DELUCA。既にファッションアイテムになっている感があるが、人によっては別のトートバッグだったり、お買い物をしたショップのバッグだったりするので、とりわけファッションに特化した理由だけではなくて、どうやら「マイバッグ持参してます」=「レジ袋要りません」というエコロジーな姿勢が今の気分なのだろう。
またDEAN&DELUCAのシンプルさとは反対に目立っているのが、”the new shoppingbag“である。
ビビッドな配色のバッグは、ヨーロッパのカイト(凧)やパラシュートに使われる生地でできているので、軽くて丈夫(耐過重15kg!)、防水性能もあるし、全部で51通りもあるカラーバリエーションが、エコ&デザインコンシャスな人々にウケているのだろう。
デザインしたのは、オランダのSusan Bijl(スーザン・ベル)。おそらく最初に目を付けて日本に入れたのはGASだと思いますが、高感度層を中心に広まってGAS Shopとは別に専用の“the new shoppingbag”オフィシャルショップまで立ち上がるほどまでになった。Sサイズが2,940円。Mサイズが3,780円と、ものすごく安いわけではないが、この商品の機能的な部分だけではなく、トレンドまで創造したアクションに払う対価としては決して高くはないのだろう。
たしかに本屋などによってちょっと荷物が増えてしまったときとか、スーパーやコンビニの袋では中身が見えて生活感たっぷりになってしまうので、もう一軒寄りたいときや電車に乗らないといけない場合には都合がいい。これが夏前だったら間違いなく買ってしまいそうだ。