昨日帰りの新幹線の中で、スープで、いきます商社マンがSoup Stock Tokyoを作る/遠藤正道を読んだ。
現在Soup Stock Tokyoを運営する株式会社スマイルズの代表取締役会長で、元々三菱商事の社員だった著者が、「なんでこうなっちゃうの?」、「もっと普通の感覚でいいのに。」という社会に対する素朴な疑問からSoup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)を作り上げるまでのストーリー。
この人は周りの人を味方につけるのが巧い。自分のやりたいと思ったことがブレない。間違った時はきちんと正す。仲間と夢を共有する。ということが、とてもスマートにセンスよく出来ている。でもちょっとやり方が巧いとか、センスがよいだけでは、人はついてこないと思う。しかしこの人の場合、スープに賭ける情熱が熱かった。熱意が伝わった。泥臭い部分もあるが、ちゃんと志があった。それが成功した理由だと思う。
株式会社スマイルズ、いい会社だと思った。