引越してからしばらくやっていなかったことのうちのひとつ、フレームの中の写真を入れ替えて飾ること。
今回は空を撮影したPolaroid写真を4枚並べてみた。(正面から撮れなくてすみません。廊下が狭いので、と思ったが、壁に掛ける前に撮ればよかった…)
で、廊下の壁に掛けたところ。
自分が撮ったものでも、こうやってきちんと飾ってやると写真の表情が変わって不思議な気分。空間の空気が変わるっていうのは多いにあると思う。
その反対に、空間に作品の印象が左右されるってこともあるかも。たとえば美術館で観る作品だって、おそらく観る場所が変われば印象も変わるのではないだろうか(そういう経験ってないけど)。そういう意味で美術館の建築とか内装とか、キュレーター、学芸員さんの役割って、作家ほどではないかもしれないが、大きいと思う。
個人的には作品に触れてその作家のエネルギーが感じられる空間っていうのが凄く好き。小さなギャラリーでも、有名建築家が立てた立派な美術館でも、どちらでもよい。
でも、もし万が一、退屈な展示だった場合は、「今日この中から一枚盗んでいくとしたら、どれを持って帰るべきか。」と強盗になった気分で観ると、つまらなく思えた作品達も結構楽しめます。
あ、不謹慎な話ですみません。五木寛之さんがそう書いてたもので。