NTTインターコミュニケーションセンター[ICC]で、坂本龍一+高谷史郎|LIFE – fluid, invisible, inaudible …を観た。
坂本龍一さんのオペラLIFEに、ダムタイプの高谷史郎さんの映像を加えてインスタレーションにしたもので、真っ暗な空間の中に、1.2m四方、30cm高の水槽が9個、グリッド上に吊られていて、その水槽に映像を上から投射してあった。水槽の中の水は、たえず動き、霧を発生し、映像にランダムさを与える。あまりクリアなメッセージがあるような感じではなかったが、決してきれいな映像ではないのに、眺めていると、ずっとそこにいてしまうような感じ。ちょっと眠たくなったのもあるけど。
来場者はみんな床に仰向けに寝る姿勢で観ていたが、これで鑑賞方法としては正しかったのだろうか?