ココ・シャネルとココ・アヴァン・シャネル

100年前、パリのマルゼルブ大通りに帽子のアトリエを開業したココ・シャネルの映画が立て続けに公開になっている。
シャーリー・マクレーン主演のアメリカ映画「ココ・シャネル」と「アメリ」のオドレイ・トトゥ主演のフランス映画「ココ・アヴァン・シャネル」を観た。(正確には前者はアメリカ、イタリア、フランス合作のテレビ映画らしい)
「ココ・シャネル」を最初に観たとき台詞が英語でなんとなく違和感があったが、孤児院に預けられた少女が成長し、シャネルというブランドを作り上げ、一度身を引いたファンション業界にカムバックするまでのサクセスストーリーが描かれており、あまりなじみの無かったシャネルと言うブランドが、ぐっと魅力的に感じられるような内容であったのに対し、「ココ・アヴァン・シャネル」は台詞こそフランス語であったが、どちらかというと男性に依存して生きざるを得なかった当時のフランス社会とアーサー・カペルとの恋愛が多く描かれており、内容的には前者の方が楽しめた。

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1910年にカンボン通り21番地に帽子専門店を開業、1921年に同じカンボン通り31番地に店舗を拡張した場所に現在もあるシャネル。

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