2010 FIFA World Cup South Africa

先ほどサッカー日本代表のパラグアイ戦が終わりました。結果はPK負けと残念でしたが、非常によくやったと思います。お疲れさまでした。
初めてワールドカップを見たのは1986年のメキシコ大会でした。眠い目を擦りながら見た準々決勝のアルゼンチン対イングランド戦で、うちの父が「ハンドじゃろ!(広島弁)」といったのを覚えています。予選では地元のエース木村和司を擁する日本代表は二次予選の韓国戦で二連敗し、本大会には出場できませんでした。その後ワールドカップに出場したことも無い1996年に、2002年のワールドカップを日韓共同開催することを発表。翌年1997年になんとか初出場を決めたものの、この通称ジョホールバルの歓喜が無ければ、自国で開催するワールドカップで初出場となっていたかもしれません。
そんな若干頼りない足跡を辿ってきた自国の代表が、今回は残念ながらベスト16どまりでしたが、ここまで勇敢に戦えるようになったことが、非常に嬉しかったです。
ただ2点気になったので敢えて書きますが、一部の方が揶揄されるように、にわかサッカーファンが増えたのは確かかもしれません。しかしオリンピックなどで自国の選手が勝ち進んでいるときに、その競技のことはよく知らなくても、自然と応援するのが普通の心理です。それを上段から「にわかのクセに!」と言ってしまうほど悲しいことはありません。
あと監督の采配についてよく批判がありますが、現場のことは現場にしかわかりません。現地の状況や選手のコンディションは現場にしかわかりません。それを遠くから眺めている素人が「あーだ、こーだ。」言うのもおかしいでしょ。岡田監督は大会直前までボロカス言われてましたが、これで一矢報いたのではないかと思います。
twitterのTL見てると他人のがんばりを素直に喜べない人が多くてガッカリしました。

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