いよいよ手術当日。前日の夜から飲み食いは禁止されており手術の時間までFBを更新するくらいしかやることがなく暇だった。自宅にはないテレビを暇つぶしに観ようとテレビ視聴用のカードを購入して(1,000円だった、ホテルみたいだ)、チャンネルを一通り眺めてみたが、3月11日ということもあり震災関連の番組ばかりで気分が沈みそうだったので観るのをやめてしまった。2011年3月11日は東京にいて震災を体験したので関心がないわけではなかったが、なんというかタイミングが悪かった。
この日は午後に1件(というのだろうか)別の手術があり、自分はその後14:00くらいからということだった。ところが14:00になってもお呼びが掛からず少々不安になった。前の手術が上手くいかなくて後の手術にも影響ということは考えられるだろうとか思考が悪い方向にいっていた。結局15:00より少し前くらいにお呼びが掛かった。
エレベーターを使って手術室のある階までいき、入口で名前と手術箇所を尋ねられ答える。頭にキャップをかぶり、手術台の上に乗る。手術室といえば手術台の上に電球がいくつもついた照明が映画やドラマでは定番だが、そういうのではなかった。服を脱がされ手術用の紙パンツのみになり、心電図のセンサー、酸素マスクを付けられる。徐々に身体が緩くなり…
覚えているのはここまでだった。次に目が覚めたら手術は終わっており、ぼーっとしたまま病室に戻った。手術は成功したらしい。後で聞いた話だが1時間の予定が3時間くらいかかったようだ。鎖骨は金属のプレートとボルトを10本くらい使用して固定されているようだ。眠っている間にレントゲン撮影もされたようだ。
結局この日はぼーっとしたまま面会時間も終わり、部屋の照明もつけたまま寝てしまった。
関連日記:
事故りました(2日目・入院)
事故りました(4日目・退院)