短い使用期間でボロボロになったバーテープ以外にもロードシーズンに備えて買い物をしていました。
買ったのはこれです。fizikのパッケージデザインにかけるエネルギーが凄いですね。
カーボン製のR1とあまり重量も変わらないらしいのでアルミ製のR3にしました。
シートポストを変えた原因はこれです。CinelliのVaiシートポストはセットバック量が15mmしかなくRidley X-Fireに比べCinelli Experienceのフレームが小さく感じたので、もう少しセットバック量が大きいものを試したかったのです。
fizikのCyrano R3は242gです。サイズは共にD27.2mm×L330mmです。54gの軽量化。っていうか公式には径の大きいD31.6mm×D330mmで215gとなっているので、どいつもこいつもサバ読み過ぎです。
ものすごい微妙な色のシートポストリング(右)が付属してきたのですが使いませんでした。
シートの位置を測ってポストだけ交換してみました。サドルが若干前下がりなのでは後輪のハブを挟むタイプのメンテ台に固定しているためです。Cinelli Vaiではサドルがこれ以上後ろに下げられませんが、
写真では分かりづらいですが、fizikのCyrano R3なら余裕ができました。セットバック量の差が10mmなのでそれくらいでしょうか。ヤグラが小さいのでシートポストの突き出し量が長く見えます。これもCyranoを選択した理由のひとつです。
Cyranoの特徴のひとつに前側にあるサムホイールでシートの角度を無段階に調整することができます。サムホイール(Thumb Wheel)といっても親指だけで回すのは難しいので細いレンチなど入れて慎重に回すのがよいと思います。また後ろ側にあるボルトを緩めないと回りませんし、ボルトを締めるとやや角度が変わるので両方を使って調整するのがよさそうです。
このシートポストは異音がするというレビューが多い様なのですが規定のトルク8N・mで締めると音はしませんでした。ただ8N・mというと「え、まだ?」というくらい締めるので音がする方はもしかしたらトルク不足かもしれません。