手術も終わり疲れの為か当日はほとんどなにもせず眠ってしまったようです。夜中にようやく意識がはっきりしてきた様な気がします。
夜中に目が覚めたら手術した左肩の激痛と、血栓を防ぐ為に足を定期的に加圧ポンプで刺激していてそのポンプの振動がベッド全体に伝わってきて寝ることが出来ませんでした。痛み止めの薬を飲むことも加圧ポンプを外すのも朝にならないとできないとのことでひたすら我慢。めちゃくちゃ時間が長く感じられました。また暖房が入れっぱなしになっていたためか、患部が腫れていたためか、発熱してしまい最悪な状態に。とにかく朝になるのを待って薬をもらい、加圧ポンプも外してもらったので少し楽になりましたが、ほとんど眠れなかったので結局またぼーっと寝た様な状態になってしまいました。傷みがなかなかひかないので、もう一日入院しようかとも思いましたが、病室を変更しなければならなかったこと、病室にいてもやることがなく、食事にも飽きてしまったこともあり、退院することにしました。
今後、自宅で静養して傷みが収まるのを待つのと、保険会社と損害について協議していくことになります。
とりあえず一旦事故の振り返りをしたいと思います。
過失割合
自動車対自転車の場合10:0となるようです。自動車対バイクだと9:1という例が多いようです。車両の運転者は道路交通法第七十一条 四の三で、「安全を確認しないで、ドアを開き、又は車両等から降りないようにし、及びその車両等に乗車している他の者がこれらの行為により交通の危険を生じさせないようにするため必要な措置を講ずること。」を遵守するよう定められておりますので、安全確認をせずにドアを開けた、あるいは同乗者がドアを開けないように対処しなかった場合はこれに該当します。交通違反としては「安全不確認ドア開放等」が該当し違反点数1点、罰金6千円が課せられるようです。特定違反行為ではありませんが、付加点数は加点されるかもしれません。こちらは怪我の程度により3点〜13点、死亡事故で20点のようです。
対策
駅まで人を送ったりする場合に手前の信号で降りるということはよくあることだと思いますが、自動車の運転者あるいは同乗者はドアを開けるときに十分後方確認をして欲しいです。
今回事故にあった地点は、はまイチ(浜名湖一周)のルートなので、自転車専用通行帯(自転車レーン)の整備求む。または運転者に注意を促す標識など設置して欲しいと思います。特に信号停車中に人を降ろしそうな箇所。
自転車も十分注意が必要。確かにドア開放は相手側の過失になりますが、大けがを負ってはなんにもなりません。追い抜いた自転車に信号で再び追いつかれると不快に思う自動車が多いため、普段から信号で停止している車両の脇を通過しないようにしているのですが、車列があまりに長かったため今回は信号で停車している車の脇を抜けていきました。この行為自体に大きな問題はないと思いますが、こんな痛い思いをするのならいつも通り行動しておけば良かったなという部分はあります。
GPS付のサイコンはあったほうがよい。事故が発生した箇所、自分の出していた速度などの証明になります。今回の事故でもEdge500に平均スピードの表示が26kmと出ていたので(西風が強くて大苦戦した)、警察の方も当方はあまりスピードを出していなかったと認めてくれました。病院に搬送されてしまうと警察の現場検証に立ち会うのが遅くなってしまうので、どうしても先に現場検証をした証言ベースになります。当日は覚えていなくてもGarminなどのログがあれば十分証拠になると思われます。ちなみに警察が持っている資料では自転車の平均時速はママチャリで17km/hだそうです。