SHURE SE535を購入

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SHUREのイヤホンSE535を購入。これまで使っていたイヤホンの4倍もするお値段の高級機種に。果たしてその価値があるのでしょうか。

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購入した理由は以前使っていたSE215のケーブルが断線してしまったためです。

SHUREのイヤホンはSE215以上の機種はケーブルが交換できます。断線したケーブルのみ交換という手もあったのですが、円高の頃に買ったSE215は8,000円でおつりがくるような価格だったので、ケーブルだけに数千円払うのもなんだし、かといって円安のいま1万円近い価格で同じものを買うのもあれだし、思い切って上位機種のSE535にしました。こちらも1割くらい上がってますが、SE215に比べると多少マシ。

ついでに両者の間にSE315やSE425という機種もあります。比較して試聴すると、ドライバーが少ないせいかバランスはSE535に劣るし、ダイナミック型のSE215より迫力がないという中途半端に感じられたので(それだったらSE215とアクセサリを買った方がよいと思う)、選択肢に入りませんでした。

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というわけで中身。

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マニュアル等一式と、

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イヤパッド一式、

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キャリングケースに航空機内用アダプター、レベルコントローラー(音量調節)、1/4″(6.35mm)標準フォーンアダプターが付属。

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キャリングケースはSE215に付属の物(奥)に比べると質感で勝るものの、

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内側に仕切りがないという点でややマイナス。アダプターやらがついているのに一緒に運ぶと絡まるだけなので別で持ち運ばないとならない。

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ケーブルはSEシリーズで共通かと思っていたが、SE215のもの(緑色)と違い若干赤い。ロットや工場の識別のためかもしれないけど。SE215のケーブルが断線しているので聴き比べできない。

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ゴム系のイヤパッドの音質・フィット感が好きではないので、イエローのフォームパッドに交換。

しばらく聴いてみた感じではSE215と比べると圧倒的な解像度の高さ、質感の良さを感じる。SE215はモニター的な音色ながら元気があって嫌いな音ではなかったけど、どちらかというと雑な感じもしたし、そういう意味では価格差の十分感じられる音質。価格差が2倍だったらめちゃくちゃお得だと思うし、10倍だったら絶対買わない。3〜4倍くらいが適当かも。そういう意味では妥当なのか。

また上の方にも書いたけど、一般的にバランスド・アーマチュア型というのは再生できる帯域が狭いらしいので、ドライバーが少ないSE315や425を買うくらいならSE215にしたほうがよいと思う。

ちなみ開封してそのまま聴いた印象。エイジング前後でそれなりに変化があるのは間違いないと思うけど、それがいい音になるかどうかというのは別問題だと思う。ただエイジング前の音には戻れないので、エイジング後というのが本来の実力なのかもしれない。

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