引き続きTEISCO SP-62を分解して行きます。
ピックガードを外します。ピックガードにはシールド用のアルミは貼られていないですね。キャビティにもドータイトなどの導電性塗料も塗ってありません。ま、オールドギターも塗っていないので、別にいいですが。
ピックガード裏面、全景です。ちょっとピンぼけすみません。
ピックガードを外したボディはこうなります。おや、ちょっと変ですね。2ピックアップで、スライドスイッチも3つしかないSP-62なのに、センターピックアップ付近にキャビティや、SP-5のステレオスイッチがある辺りにも、それ用のキャビティが見えますね。SP-5やSP-65のようにセンターピックアップをつけたモデルやステレオスイッチをつけたモデルの構想があったのでしょうか。
スライドスイッチは電子パーツ屋さんに転がっているようなスイッチが3つ。
ポットはなぜかボリュームがB500kで、
トーンが15A500kとなっています。Aカーブ、Bカーブ使い分ける必要があったのか、オリジナルの仕様踏襲でしょうか、ちょっと謎ですが。
こちらはネック側のピックアップ。マグネットの極性がマジックで書いてあります。
こちらはブリッジ側のピックアップ。コイルごとにシールド線が出ているので、低音弦側、高音弦側で別々の出力にすることも可能ですね。
ピックガードから外したところ。お寿司の軍艦巻きのような形状です。
ピックアップをつり下げているネジとスプリングです。ネジはトラスネジ、スプリングはテーパーのないコイルスプリングですね。
ちょっと汚かったので、拭こうと思います。Jim DunlopのGuitar Polish 65はなんでも使えて便利です。
ジャックのワッシャーの下にビニールが入っていました。ピックガードを保護するフィルムの残りでしょうね。こういうのも外しましょう。
で、ボリュームも外そうと思ったんですが、もともと頭の部分が欠けていたこともあり、劣化していたのか、割れてしまいました。Oh, No!
今回もこれくらいで、続きはまた次回。
本気でノブは買わないとダメですね。トホホ。
関連日記:
TEISCO SP-62 オーバーホール その1
TEISCO SP-62