久しぶりに読んだ本がよかったので、紹介したいと思います。

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元々Life is beautifulという理系というか今で言うテック系のブログがあり、結構初期の頃から更新されるたびに読んでいたのですが、著者の中島さんが本を出されるということで、ブログでもいくつかエピソードを紹介され、読んでみたくなったので購入したわけです。はい、術中にハマってますw

内容は時間術についてがメインです。私は社会人になってからずっとモノづくりをしてきたので、インスピレーションが湧いたら、メチャクチャ集中してやるけど、それ以外の時間は結構適当でした。というとサボってばかりに聞こえそうですが、普段はとにかく情報収集。手に触れるもの目に焼き付いたものはもちろん、上司の指示だったり、メールだったり、会議なんてのは、すべて情報の一部で、それらの要件にバシッとハマる筋、つまり点と点が線で繋げそうな時に急に集中してバッとやる時間の使い方をしていました。ところが、この線が見つかる瞬間が適当なときに来ればいいのですが、ときどきそうもいかない時があり締め切りギリギリになってしまうこともありました。そういうときはつい最後に詰め込むラストスパートになってしまい、期限内にカタチにはなっていましたが、どうしても自分の中で詰めが甘い部分が残ったままです。でも新しいものを作るというのは得てしてそういうものだと思ってました。

ところが社会人経験も長くなり、仕事が少し変わってきたころから、どうもそのやり方では上手くいかなくなってしまいました。クリエイティブだったのが、少し事務寄りになったせいもあります。以前は線を引く位置を0.何ミリずらすかどうか、角度を0.何度傾けるかどうかで、もやもやが全て解決し、結果が劇的に変わることはありましたが、現在ではエクセルのセルの幅を多少変えたところで、ワードのフォントを0.5pt変えたところで、大した変化は起きません。プレゼン資料や文章を作るときは結構寝かせるときはありますが、作品でもない伝達のための資料なんて1回読まれたらおしまいです。そんなことに時間を費やすのは無駄なんじゃないかと思い始めてました。そして時々やってくるラストスパートしないといけないときが最悪でした。これはもうだめだと。そんなとき中島聡さんが本を出されたわけです。

中島さんはMicrosoftの本社でWindows95の開発に携わったプログラマーで、自信の経験に基づき効果的な時間の使い方を本書の中に紹介されています。詳しくは本を手に取って読んでいただければよいと思いますが、単なる時間術のノウハウ本ではなく、なんのために時間をコントロールするのかということがきちんと書いてあります。それはとにかく好きなことをする時間を割くために、嫌なことをする時間を極限まで減らすためであり、究極には自分が納得する人生を生きるためです。

幸い私は高校生のときに興味を持った職業に就けたし、好きなことを仕事にしているのもあり、上手くいかないときもそれほど辛いと思ったことはあまりありません。出したモノの評価が悪かったり、バカにされた時だってそれを次回のエネルギーに変えてきました。また前述のようにもの凄く集中してやるときは完成形がとにかく見たくて1週間くらい徹夜したというようなこともありました。(毎朝9時に出社して朝6時に帰っていたので、さすがに怒られましたが…)もちろん希望の職種に就いたとしても、うまくいかないことも腹が立つこともあります。しかしやりたいことがやれている分だけ、そうでない人に比べればずいぶんマシなのかもしれませんし、世の中には自分のやりたいことが見つからなかった、夢が叶えられなかった人の方が多いのだろうと思います。

いつも締め切りギリギリになってしまいなんとかしたいと思っている人はもちろん、あなたが自分の好きなことをして幸せな人生を送るためのヒントが沢山詰まっているので、人生変えたいっていう人にもオススメの一冊です。

文中で「お前はエラそうに何作ったんだよ!」と思われた方もいたかもしれません。公私は分けているので、ここには書きませんが、直接お会いする機会があればそのときにでも聞いてください。

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