Tokyobike シングル化計画 その1 ホイールを組め

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2005年に買ったTokyobike。どしゃ降りの帰り道、明治通りでスッ転んだり、サドル盗まれたり、いろいろありましたが、約3年半に渡りノーマルの状態で乗ってきました。そのままの状態でもシンプルで美しい製品だと思います。気に入ったデザインのものは、それに創り上げた人へのリスペクトという意味で、そのままの状態で使い続けたい。基本的に改造とかしたくないタチなのです。ところが先日BianchiのPistaを手に入れて、固定ギアの乗り味を知ったら、ハマってしまいました。そもそも基本的にトップギアにしか入れてなく、変速機が付いていることすら意味がなかったし、いまじゃあTokyobikeもメジャーになって郊外型のショッピングモールでも売ってるし、ジャスコで買える自転車を吊るしのまま乗り続けるのを芸がないゼってことで。思い切ってシングル化することにしました。
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で、いろいろ調べましたが、ホイールを自分で組んで交換することにしました。まず必要なのはハブです。Tokyobikeのエンド幅は130mmなので、普通のピストバイク用の120mmとか110mmのエンド幅に合わせて作られたハブが使えません。ちょっと苦労しましたが、130mmのものがときどき売ってます。こいつはオークションでたまたまタイミングよく見つけました。Paul Componentの両切りハブです。反対側はフリーのギアを付けられます。ロゴがかわいい。本当はエキセントリックハブがいいんだろうけど、とりあえずこれでいってみる。(というのが甘い考えだと後々判明)
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あと大きなパーツはリム。Tokyobikeに合うサイズのリムはあまりない。(普通は700が一般的なのに)650というサイズが特殊なためだ。VelocityのDEEP Vリムを購入。700より高い。小さいのに高いのがムカつくぜ。本当はブルーが良かったんだけど、どこも品切れ。パープルも悩んだけど、同系色のオレンジにすることにした。
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さてハブとリムだけじゃあタイヤが回らんので、それを繋ぐスポークが必要です。スポークの長さは、ここのスポーク計算器で計算しました。長さはあっていたようです。
参考までに、DEEP VリムのERDは531mm、Paulのハブのスポーク穴PCDは65mm、ロックナット間距離は130mmで、ロックナットフランジ間が、固定側33mm/フリー側32mmで、スポーク数32本、6本組みの場合、スポーク長は256mmになりました。
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メンテ台を使ってハブにスポークを通します。
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リムにスポークを通します。最初はチューブのバルブ穴の隣から始めるとよさそうです。
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スポークはスポークレンチで回します。400円で買えた。あまり精度がよくないかもしれない。
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こういう感じで。
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ディープリムはニップルをはめるのが難しいので、あまったスポークでこうやって中に入れました。スポークは必要な本数ぴったりでなく多少余分があってもいいかもしれません。一本30~50円くらいで買えるし。
こうやって、無謀にもホイールを組むということをやり始めたのですが、これがめちゃくちゃ大変。手組ホイールになんか手を出して、ちょっと後悔…。
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挫折しそう…
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とりあえず片側組めた。しかも反対側のスポーク通す順番間違えたみたいで、空気を入れるバルブの上で、スポークが交差してしまう。これはマズい。この時点で泣きそう。
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ようやく両側のスポークが取り付けられたのが夕方。(色温度間違えたせいでやけに青く写ってしまいましたが、実は夕方です)
これから振れ取りという作業。振れ取り台がないので、メンテ用のスタンドでホイールを回して調整。横振れはかなり取れたが、縦の振れが取れない。大量生産品でも0.5mm以下くらいの精度なのだそうだが、ネットで調べどこかで、縦振れはあまり気にしなくてよいとか、振れは2mm以下でよいとか書いてあるところもあったので、ポジティブに捉えて、妥協した。
続きは次回。
関連日記:
Tokyobike シングル化計画 その2 ホイールを組め 続き
Tokyobike シングル化計画 その3 いらないパーツをはずそう
Tokyobike シングル化計画 その4 パーツをつけよう
Tokyobike シングル化計画 その5 いよいよチェーン装着
Tokyobike シングル化計画 その6 ようやく完成
※上記の内容は改造を保証するものでもありません。公道を走る車両ですので、安全には十分配慮の上、改造は自己責任でおねがいします。Tokyobikeやロードバイクをピスト化したいという需要はかなりありそうなので、同じ目的を持った方のために参考になれば幸いです。

Velocity DEEP V 650

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