さて旅行も3日目です。腹ごしらえして（ちょいとジャンクですけど）、出かけます。
これがヘルシンキ中央駅の内側。真ん中のエスカレーターはメトロ（地下鉄）へつながっています。
この日はトラムにとります。トラムのシート表皮もかわいいですね。6番線で目的地を目指します。
降りたところには線路と車輪が。
目指すはこれアラビアの工場です。
近づいてきました。
アラビアは現在FiskarsやHackmanなどのブランドと同じiittala（イッタラ）グループです。
で、目指したのはこれ。iittalaのアウトレット。うちのお皿とカトラリーはほとんどiittalaなので、お気に入りのブランドなのです。
アウトレットショップでは、1-Quality（1級品かな）と呼ばれる市場に出ている品質の商品、2-Qualityと呼ばれている実用上は全く問題ないが気になる人は気になる程度のちょっとしたゆがみがあったり、傷がついていたりするものが安く売られています。それ以外にもセール品があったり、日本では売られていないものがあったりと、iittala好きには結構楽しめます。お皿の方はプレートはほぼコンプリート状態なので、グラスや密閉容器を買いました。
同じところにアラビア博物館があるのですが、エレベーターで博物館がある9階のボタンを押しても、エレベーターが動きませんでした。実は前日marimekkoに行って、今日ARABIAにしたのは博物館が月曜休みだったからなのに、結局いくことが出来ませんでした。
大学が併設されているらしく、図書館のようなものが見えました。
ここでお昼になったので、中にあったRAVINTORAというカフェテリアで昼食をとることにしました。
例によって文字が読めないので、システムがちょっと分かりづらかったですが、これで8ユーロくらい。使われているお皿はもちろんアラビア、イッタラです。
他にもカフェがありました。ここはデニッシュやサンドイッチなどが食べられます。
この建物も採光と気の使い方が非常に上手く、圧迫感のない空間でした。
帰りがけにもう一枚。
アラビアという名前ですがアラビア通り（Arabiankatu）に出来たのでArabiaという名前になったそうです。
それからこの日はDesign Districtへ。ムーミン65周年の企画展をやっているギャラリーがありました。フィンランドといえばムーミンを思い浮かべる人も多いのではないかと思います。
そのあとDesign Museo（デザイン・ミュージアム）へ。
ちょっと分かりづらいですが、フィンランドデザインの歴史と企画展でOiva Toikka（オイヴァ・トイッカ）の作品展示が観れました。Oiva ToikkaといえばiittalaのKastehelmiやTundra、Faunaなどのガラス食器やBirdsシリーズが有名ですが、彼のガラス作品はそれらの製品の源となるような大胆なものが多く、その作品がまた食器やBirdsのような製品に奥行きを与えているのだと実感。そういえばアラビア博物館が見学できなかったは、ここに沢山のBirdsがいたからかもしれません。
フィンランドといえばかもめと連想する人が多いと思いますが、市内中心にあるEsplanadiという公園には沢山のかもめがいました。
関連日記：
北欧旅行初日（コペンハーゲン経由ヘルシンキへ）
北欧旅行2日目（marimekko訪問）
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