前回未完に終わった奥山線跡を巡るポタリングにリベンジしました。
出発は旧遠鉄浜松駅(現遠州病院前駅)付近のクリエート浜松から。このあたりは微妙に歩道に線路跡が書いてあったりする。
実は帰りの写真だけど、亀山トンネルを抜け。三方原を目指す。
旧都田口駅付近では交差点脇に枕木が立っている。50年近く前に廃線になった路線の遺構がこうして中途半端に残っている。前回はこのあたりでさらに北上したのでコースから外れてしまった。根洗町北から中部電力の遠江変電所を抜け、都田川の支流沿いを走る。
途中、桜ヶ丘南散策公園という公園があったので、これ幸いと遊ぶ。散策路は全く手入れがされておらず、人間が散策するのは無理だろう。
金指を抜けて天浜線と交差しているところだけ陸橋が残っている。なんとも不思議だ。旧気賀口駅はハローワークになっていたがかろうじて説明板が立っていて、そこに駅があることがわかった。
清水橋で井伊谷川を渡り、引佐の方へ北上していく。このあたりは奥浜名オレンジロードが近いのでローディーの姿もときどき見かけた。神宮寺の交差点を左折したところにコンビニがあったので補給。漕いでいるときはとにかく熱いのだが、降りると寒い。乗っても休んでも楽じゃなかった。ちなみに下からRaphaのMerino Base LayerにMerino Arm Warmer、TWIN SIXのジャージを着用。気温が10℃以下だったので上にRaphaのClassic Soft Shell Jacketを羽織った。Wind Jacketのほうがいいのかもしれない(欲しい)。県道303号線でさらに登って奥山方面へ。
目的あとわずかというところで線路跡発見。軌間762mmの軽便鉄道なのでレールの間隔が、これで電車が走っていたのかと思うくらい狭い。
終点の奥山駅付近に到着、現在は遠鉄バスの車庫になっていた。ここには当時の面影が感じられるものはなにもなかった。
数年前まで駅舎が残っていたところもあったそうだが、いまはどれもなくなってしまったようだ。廃線跡にはトンネルや橋桁、枕木が残っていたりするのだが、積極的に保存されているようなものはなく、この先時間とともに消えていくのであろうと思わざるを得なかった。
ちなみに今回Garmin Connectでコースを作成して臨んだ。コースアウトしかけるとビープ音で教えてくれるのが便利だったが、設定した正確な最終到達点にたどり着かないとフィニッシュすることができず付近でずっとあと2mとか標示が出たままになってしまった。コース作成、Garmin本体に送信するのはすごく簡単だし、予めペースを入れておくと、それに対して進んでいるのか遅れているのか状況が分かって、走るときのモチベーション維持にはなりそうだった。詳しいことはまた機会があったら書いてみようと思います。