いちおう自転車の形状はとどめているが、元通り使えるように修理するのは不可能だろうとのこと。
フォークは表面の塗装は割れていないが内側のカーボンがダメージを受けたようで無数の亀裂が入ってしまった。ビアンキのサスペンション破断事故のようにある日突然ポッキリ折れると怖い。
フレームは見た目は問題ないように見えたが、歪んでいてこれを治すのは難しいらしい。ホイールはリムに振れが大きく出ていて少ないスポークで引っ張って戻すのはやってみないとわからないとか。コンポーネント類は衝突、転倒時の衝撃で傷だらけになってしまい、なんとか機能しなくはないが操作感は大きく損なわれただろう、これを使い続ける理由はどこにも見当たらない。
というわけで、全損になってしまった。
診てもらったのは、この辺りでは有名な創業100年を超える老舗の自転車店なのだが、見積もりが終わったあと、くれるといった連絡すらくれなかった。保険会社から物損についての連絡があったので、無理矢理引き取りにいった感じである。
代わりのバイクについては、この先どうしようか予定がない。身体の方はまだ激しい運動は出来ないし、元のように乗れるようになるのはしばらく時間がかかりそう。家族の心配もあるので、これもまた元に戻るのは時間が掛かるだろう。物理的、身体的、精神的に修復しなければならないことだらけだ。
保険会社からはあいかわらず連絡なし。加害者からも連絡なし。保険会社に連絡するなとか言われてるのだろうな。