CycleClub.jp Rideでその実力を見せつけられたTOPEAKのフレームポンプRoad MasterBlasterを購入しました。
バイクにあまりいろいろつけたくないので、サドルバッグも滅多に使わないのですが、フレームポンプも自分の中では眼中にありませんでした。ところが今年行ったNAHBSでSilcaのImperoが沢山使われているのを見るとありなんじゃないかと思うようになってきました。バイクそのものがかっこいいってのが大きいとは思いますが。ただImperoはかっこいいけど高い。
これまではSHIMANO PRO CNC telescopic Mini Pumpを使ってきました。RaphaのEssential Caseに入るので重宝はしていましたが、頑張っても5Barくらいしか入らない。空気圧低いと転がり抵抗が増えるのか下りでも全然スピードに乗らないので、必要に応じてCO2ボンベ等も併用。結果的にどちらも使うことはなかったのですけど。
ところがCycleClub.jp Rideにて、小さいポンプでは4,5人で交代しながらなんとか走れるところまで空気圧を上げていたのが、Road MasterBlasterでは一人でシュポシュポと空気が入っていくのを目の当たりにすると、これはもう買うしかない。フレームにいろいろつけるのは好きじゃなかったけど、フレームの色も近いし、ロングライド限定とかだし、安いしとか、いろいろ理由をつけている自分がいましたが。
買いました。Cielo Road RacerはSサイズでトップチューブ長が535mmあり、これは芯から芯までなので、実際にフレームポンプを取り付ける部分の長さは485mmくらいでした。
ちょっとわかりにくいのが、Road MasterBlasterではサイズがS, M, L, XLと4種類あり、それぞれトップチューブ長がS(43-49), M(49-54), L(54-59), XL(59-64)となっていますが、実際大事なのは取り付ける部分の使用範囲ということになります。その場合はS(375-425), M(420-475), L(470-525), XL(520-575)となり、Cielo Road Racer Sサイズの場合はトップチューブ長でいえばMサイズなのですが、使用範囲ではLサイズなので、使用範囲を優先してLサイズを選択することになります。ちょっとトリッキーですが、トップチューブ長だけで判断するとサイズを間違える可能性がありますので、実際に測ってから購入するのが無難です。
というわけで取り付け。色に関してはグレーの部分がやや気になりますが、まぁ許容範囲かな。サイズも問題なかったです。Cielo Road Racerはヘッドチューブが短く、トップチューブとダウンチューブの隙間が少ないのでギリギリでした。グリップ側は太いので、ポンプ口金側をヘッドチューブのほうに持ってくる必要があります。
が、そうするとレバーに入っているTOPEAKのロゴがノンドライブトレイン側になるんですよね。まぁ仕方ないか。
ドライブトレイン側は地味です。出っ張ってる丸いパーツを廻して、中のアダプターをひっくり返すことで、仏式、米式のバルブに対応が可能です。
使い方は刺して、レバーを起こして、ポンピングするだけ。タイヤはグラベルキングの26cですが、大体100回くらいポンピングすると5Bar程度入ります。
タイヤの圧に負けて入りづらくなってきたら、グリップをhp(high pressure)モードに切り替えるとかなり高圧まで入れることができます。合計120~130回で6Bar以上は入ります。スペック上は160psi(=11Bar)まではいけるらしいので、カッチカチになるまでもっていけますね。
重量はLサイズで250gありますが、それほど気にならないです。使わないことを願うばかりですが。
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