再び飛行機で輪行に挑戦

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昨年に続き再び海外へ輪行する機会があったので、備忘録として残しておきます。

遡ることRapha Super Cross Nobeyamaが行われた週末。エントリーしていた日曜のレースをDNSして野辺山から早々に帰路に着いたのは、翌週からロサンゼルスに出発するためでした。

と言ってもロサンゼルスへのフライトは火曜日。予定通り日曜のレースに出て、上位カテゴリーの応援をして帰宅しても十分間に合うタイミング。

しかし以前にも書いたと思いますが、現地の同僚からグラベルバイクについての話が頻繁にあり、ついには週末どっかライドに出掛けようぜとお誘いがあったので、再び国際線で輪行することになりました。そうすると日曜に帰っていたのでは荷物の発送が待ち合わないことがわかりました。

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話は決まったら次はバイクの準備。事前にダンボール箱をゲットして、野辺山から帰宅した翌日の日曜日、以前使った空港宅急便で送ろうとしたら、

160cm以上のものは送れません。

だと。空港宅急便には荷物の三辺の合計に通常の宅急便同様160cmまでという制限があり、ヤマト便なら大きさの制限はないのですが、それでは空港内に送ることができない。空港宅急便はフライトの2日前発送でよかったのですが、その他のJAL ABCやQLライナーなど空港内に発送するサービスはどれも予約が3日前まで(地域によります)、集荷が2日前までということで物理的に集荷には間に合うのに、予約していないのでどれも無下に断られました。

ヤマト運輸の営業所の方も以前荷物を受けてしまったせいでこうなったのを責任を感じてくれたのか、いろんな運送会社を当たってくれましたが、どれも集荷期限切れか、空港内に持ち込めない。もう諦めようかと一旦は荷物を持ち帰ったものの、せっかく日曜の野辺山もキャンセルして、梱包もして、ライドの打ち合わせもしたのに、このままでいいのかと。

スーツケースとどデカイダンボールを電車で運ぶかとか、なにか可能性がないかと考えたところ、成田空港の近くにヤマト運輸の営業所があったので、営業所止めで送ることにしました。サイズは超過しているのでヤマト便になり、時間指定は一切できませんが、通常通りいけば翌日の朝には届くそうなので、これに賭けることにしました。つまりこれがフライト前日の月曜日。

予約していたフライトは夕方だったので、昼過ぎに出発すればよかったのを、件の外国人からお土産を頼まれたり、空港近くの営業所までバイクを取りに行かなければならないので、昼前に出発。昨日発送した荷物が、無事届いているかドキドキでした。荷物の送り状番号を元にヤマト運輸のサイトで現在地を確認したら、

荷物が発送した営業所から動いてない!

順調にいけば午前中、遅くても2時ごろの第2便には乗るかと思ってたのに、1mも進んでないとは…。ヤマト運輸のサポセンに問い合わせをして、事情を説明(現在営業所には直接電話できないそうです)。

すぐに折り返し空港近くの営業所から電話があり、荷物は無事届いているとのこと。よかった。

さてここからは空港から営業所まで取りに行く手段を考えなければなりません。空港まで移動しながら、成田空港周辺のタクシー会社を当たりましたが、あの辺りは基本的に空港から都心まで定額のタクシーサービスがメインのようで、普通のタクシーのように呼んだら来てくれるということではないようです。こまった。

いよいよ空港に近づいた頃、TAXIアプリで確認すると第2ターミナル付近に1台のタクシーが。アプリで呼ぼうと思っても空港敷地内はサービスの提供範囲外になり呼べないので、本来は第1ターミナルからの出発でしたが、急遽第2ターミナルで降りて、タクシー乗り場にいた1台になんとか乗ることができました。

まぁ、そこからは順調にと言いたいところでしたが、またタクシーが営業所名だけで目的地を確認せずに発車するもんだから遠回りになっちゃって…。しかもこのタクシーが第1ターミナルに戻ったのはいいけれど、到着の方で降ろされるとか…。結局途中でメーター止めて走ってくれましたが、予定より多く払うことにはなりました。

というわけで無事空港に到着。バイクを預け入れ荷物としてチェックインして、一安心。

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ロサンゼルス国際空港でも無事受け取ることができました。

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空港内に荷物を送る方法としては、主に、

空港宅急便(160cmまで)
JAL ABC 大型手荷物宅配(240cmまで)
QLライナー(140cmまで)

の三つがありますが、まともに空港に自転車を送る場合は、

JAL ABCの大型手荷物宅配の一択になりそうです。地域によって集荷の日が異なるので事前に電話で確認しておいた方がよいでしょう。料金は4〜5千円掛かります。

JAL ABCで間に合わなかったら、今回のように宅急便で最寄りの営業所まで送って、取りにいくという方法がないわけではないですが。日時の指定ができない、空港で都合良くタクシーが捕まるとは限らないなど、最悪受け取れない可能性もあります。空港内に送るものに比べ、送料は安いですが、結局タクシー代と行って来いだと思います。

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余談ですが、今回リアエンド金具を装着するのを忘れたので、うちの現地のスタッフに相談したら、銅のパイプとパイプカッターを渡されました。

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長さを合わせてカットしてホイールのQRと組み合わせればバッチリでした。

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