気がつけば6月の後半。5月もなんにも更新できませんでしたね。
中判の一眼レフカメラHasselbladをローファイなデジタルバック化することができるHasselnutsというiPhoneアクセサリーを使うため、スマホは相変わらずiPhone5sという化石のようなものを使っておりますが、もう限界。あまり使用頻度の高くないHasselnutsに見切りをつけて新型にでも移行しようかと思っています。
最近のスマホはイヤホンジャックがないとかでBluetoothイヤホンにするかDAC(DAコンバーター)が必要なようです。何度か書きましたがイヤホンはずっとSHUREなので、あの慣れ親しんだ装着感と音質に決別しなければならないのは線が有る無し以上に影響が大きい。
で、興味本位でいろいろ調べてたらあるんですね。SHUREのイヤホンケーブルと互換性のあるMMCXタイプのBluetoothイヤホンが。
OKCSCという中華ブランドのDD4というイヤホン。Bluetooth接続でMMCXタイプのコネクタを持つケーブルは他にもありましたが、これを選んだのは標準的なSBC(高圧縮、音質悪い)、iPhone標準のAAC(高圧縮だが低遅延で音質良い)、Android等に採用されているaptX(低圧縮、低遅延で音質良い)という3種類のコーデックに対応していること、ケーブルがあまり長くないこと、手持ちのSE215やSE535と接続しても違和感の少ないデザインであること、有線と比べどうしても音質が劣化すると思うので高価でないこと、という条件を満たしていたから。流石にWestoneの二万弱のケーブルは失敗したときの授業料が高いので却下。
パッケージとか付属品については紹介しているところが沢山あるので、そちらを参考にしてもらうとして、とりあえず購入。早速SE215のドライバーをつけてみました。
取説みたいなのが付属してないので、最初よくわからなかったのですが、真ん中のボタンを長押しでペアリングできます。機器によっては認証番号を要求される場合もありますが、スルーしても大丈夫です。
肝心の音質の方はと言うと、iPhoneやMacと接続した場合はそこそこ聴けるレベル。元々使ってた有線のケーブルといい勝負かも。ただSE215に限る。ドライバーをSE535に変えても有線の時のようにクリアで解像度が高い方向にいかなかったので、SE215などのダイナミック型で使うのが限界かも。
試しに別のPC(Panasonic Let’s note)に接続してみたら、音楽再生中はホワイトノイズが多く、一時停止すると静かになるので、ノイズゲートが常に掛かっているような感じ。コーデックの違いによるものかもしれません。音楽の試聴用よりSkypeなどの音声通話には向いているかも。あとオフィスのような環境だと混線が起こりやすい。時々途切れてしまう。
遅延の方は顕著に感じることはなかったです。操作は極めて簡単ですが、iPhoneでSpotifyアプリを聴いているときのみ、リモコンのスイッチが使えませんでした。あとは問題ないはず。
ケーブルが短くなった分SHUREのケースでは大きすぎるのと、そもそもSE215のケースがチープだったのでイヤホンケースを別途購入。コントローラー部分もちょうど収まっていい感じ。