自転車事情シリーズも第三弾です。実は結構前に台北のレポートをしたことはありましたが、それほど深い内容ではありませんでした。
で、パリです。パリに行ったのは結構前でそれもツールドフランスの最終ステージ前日という微妙なタイミングでした。街中で借りられるレンタサイクル「ヴェリブ」については以前書いた通りです。
最初に行ったのはCycles Laurent。パリ11区のボルテール通り(9 Boulevard Voltaire 75011 Paris)沿いにあります。老舗っぽい狭いお店で、店内はジャージやフレームが所狭しと置いてあります。クロスバイクも沢山ありましたね。ネットではここでジャージを買ったという日本人の方が結構いるようでした。
お店の外ではトラブルだったかな。ちょっと忘れてしまいました。
レピュブリック広場近くの駐輪スペースでは放置自転車が撤去されてました。
そのあとにフランス国立近代美術館(ポンピドーセンター)などに寄りつつ。
Au Réparateur de Bicyclettesの前を通る。ここは完全に普段使いの自転車のお店でした。3区のセバストポール通り沿いにあります。(52 Boulevard de Sébastopol 75003 Paris)
次に寄ったのはVintage Cycles。ここはCinelliやBrooksを扱っていました。場所は同じ3区のテュルビゴ通り(73 Rue de Turbigo 75003 Paris)沿いです。
お店の外にはCinelliのバイクが。シクロクロスもありますね。タイヤがChallengeのLIMUS 33なので本格的にやられている方かもしれません。
一番行きたかったのはここen selle Marcel。2区のティックトンヌ通り(40 Rue Tiquetonne 75002 Paris)沿いにあります。辺りはお洒落なお店が多いですね。Rapha, Cinelli, Brooksなどがメインで是非サイトも出来が良いので行ってみてください。
パリ市街ですが、ヴェリブの記事でも触れた通り、一方通行が多く、もの凄く自転車で走りやすいかというとそうでもありません。ショップの開店時間も午前10:00からと特別早くはありません。ヴェリブは走ってますがスポーツバイクで通勤している人はあまりいない印象でした。そういった意味ではロンドンの方が環境は整っていると言えそうです。フランスと言えばLOOK, TIME, MAVICなどの有名ブランドがあるはずなのですが、今回尋ねた4店ではそういったブランドは扱っていませんでした。ひょっとしたら郊外の店舗などに行けばあるのかもしれません。
翌日はツールドフランスの最終ステージがパリで行われるのでジャンゼリゼ通り付近は準備が着々と進んでいました。
裏側にはスポンサーやチーム名が書いてあったので関係者席なのでしょうか。
既にオフィシャルのストアが出ていてグッズを購入できます。かなり小さかったですが。
2、3カ所でFanPACKを売っている車もありました。20ユーロでTシャツ、リストバンド、スカーフ、キャップ、ぬいぐるみがサコッシュに入っているもの。この車は各ステージの沿道にもいるみたいです。ちなみに商品は結構生地が薄かったりして微妙でした。お土産にはよいかもしれません。
翌日行われた最終ステージの様子。キッテルが見事勝利でした。それにしても沿道の人が凄いですね。
というわけで物欲も余り刺激されずツールドフランスのグッズをいくつか購入しただけでした。RaphaのビドンはCycle Club Londonで購入したものです。
ついでにココ・シャネルが1910年に帽子店を開業したカンボン通り21番地にも行ってみました。特になにもありませんでしたが、孤児院に預けられた少女が世界的ブランドを作り上げるまでの過程で、最初にお店を出したところということもあって感慨深いものがありました。