ロサンゼルスの自転車事情

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自転車事情シリーズも第四弾。今回はロサンゼルス(実際は近郊のカラバサス)です。

自転車の持ち運びについては、以前の記事(ロードバイクを国際線に持ち込んでみた)で詳しく書いていますので、そちらを参考にしてください。

自転車の交通ルールについて
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今回走った道路ではかなりの確率でBIKE LANEが設けてありました。車道に線を引いただけですが、十分に幅はあるし、自動車・自転車・歩行者にとっても安全で適切な場所にあると思います。停車中の車が動き出したり、ドアが開いたりするので、くれぐれも気をつけて。

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アメリカは日本とは反対の右側通行なので、ちょっと不安になりますが、すぐに慣れるので問題無し。一番右側の車線は信号が赤でも右折可になっているところが多いので、直進する自転車はBIKE LANE内にいるか、左側の直進レーンにいる必要があります。

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左折する場合は日本のように2段階ではなく、自動車と同じ左折専用レーンに入ります。一番右から左に移動するので最初はちょっと勇気が要りますが、ハンドサイン(左手を横に広げてアピールすればOKです)を出して、一気に移動。思い切ってやれば大丈夫です。自転車が車両として認知されており、車線を堂々と走行できます。後続の自動車に迷惑をかけてしまったこともありましたが、日本のように邪魔者扱いされるようなことはありませんでした。わざと幅寄せされたり、クラクションを鳴らされたことは一度もなかったです。たまたまかもしれませんが。

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またロサンゼルスにはところどころBIKE PATHという自転車専用道があります。自動車とすれ違わない分、安心して走ることができます。またBIKE PATHがあっても、普通に車道を走行してよいようです。BIKE PATHについてはこちら(labikepath.com)に情報があり、質問やらコメントやらありますので参考にしてください。

現地でのライドについて
ロサンゼルスは細かいアップダウンが多いかと思えば、だだっ広く真っ平らな場所があったり、ちょっとしたヒルクライムが可能な峠も沢山あるので、自由気ままにソロで走るもよし、現地のライドイベントに参加するもよし、いろいろな楽しみ方が可能なのがいいところ。

とりあえず近くに適当な山があったので登ってみることに。この日Topanga峠ではRapaha AmbassaderのKelton Wrightに会いました。といっても頂上で「Hi!」と言った程度のすれ違いですけど。その後にも色んな女性ライダーとすれ違いましたが、彼女は群を抜いてかっこよかった。一般ライダーに比べてMachines For FreedomとかPretty Damned Fastとかちょっと違う次元というのもわかりました。めちゃくちゃかっこいいけどね。

Rapha THE CALLING: KELTON WRIGHT

ソロではなくて現地のライドに参加してみたいという場合は、ネットに情報が結構あります。

San Ferdinando Valley Bicycle Club
SoCalCycling.com
Serious Cycling

などなど。今回はSFVBCのライドに参加しました。実力に応じて1〜5のRatingがあるので初心者から上級者まで対応できます。参加方法はよくわからなかったのですが、集合場所に行くだけでOKでした。

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キューシートがサイトにあるので事前に印刷して持っておくと便利です。今回は初めてだったのでRating 2のライドを選びましたが、もの凄くゆったりペース。走りながら話すのには十分に余裕があったし、折角なので現地の人にハンドサインや交通ルール、ショップ情報など教えてもらいました。

ライドで気をつけたいのは補給。日本のようにコンビニや自動販売機はないですし、土地も広いので、次でいいやと思ったらしばらく何もないとか普通にあります。ある程度計画的に。早め早めに。

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いちばん寄りやすいのはガソリンスタンドかもしれません。水やエナジードリンク、スポーツドリンク、チョコバーなど沢山あります。盗難が怖いのでバイクはずっと見ておくか、中に入れさせてもらうなどしたほうがよいかも。

ショップについて
今回行ったのはSanta MonicaのHelen’s Cycle。日常の移動からスポーツ用まで様々なバイクが置いてあり、ウエアも充実。パーツ類は日本の大型店と比較すると少なめですが、十分でしょうね。バイクレンタルもやっているので、輪行するほどではないという方は、利用してみるのもよいかもしれません。

現地のライドに参加して教えてもらったのがSerious Cycling。こちらもバイクレンタル可能です。ライドイベントも頻繁にやっているらしいです。

上のふたつとはちょっと違ったお店ですが、時間があれば行きたかったのが、golden saddle cycley。スポーツスポーツしてなくて、どちらかというとヒップなお店っぽいです。

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あと滞在したカラバサスにあるのが、Pedaler’s Fork

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基本的にはレストランなのですが、奥の方にカウンターバー程度のバイクショップがあります。食事は要らないときは建物裏側から入れます。

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店の裏にあったバイクハンガーは、お客さんのとお店のスタッフのバイクが掛かってます。SFVBCライドで見かけたのと全然違うタイプのバイクばかりで見応えがありましたね。

というわけで
週末2回で走行距離325km、獲得標高3479mのライドができました。もうちょっと走れたかなと思いましたが、今回は遊びで行っているわけではないので、平日の方に影響が出ないようにするのも大人の楽しみ方。

Stravaのセグメント名が日本だと大抵登りは「なんとかClimb」みたいなのですが、今回走ったところだと”When pigs fly”とか”3rd Bitch on Mureau”とか、ライド名もちょっと変わったものが多かった、なんとなくクリエイティブ。英語では見れば分かることをわざわざ文章で書かないというのを教えてもらったことがありましたが、そういった文化の違いでしょうか。あと別にヤビツ峠みたいな有名な箇所ではなくても、普通に5,000人くらいが20,000回以上走ってたりするので、裾野の広さを感じました。あとMTBも人気がありそうで、トレイルも沢山あったのでロードより遊べる場所が多いかもしれません。日本だとロードバイクの方が趣味人口が多い感覚がありますが、世界的にはそうでもないみたいですね。

The Bike Journal: MTBはなぜ廃れたか。

実は一番の山場は帰路。アメリカの空港では保安検査のため以前はほぼ全ての荷物を開けられていましたが(そのおかげでTSAロック付きのスーツケースを買った人も多かったのでは…メーカーはTSA特需があったかもしれませんが)、最近では全てをチェックしなくなっていたので、そのことをすっかり忘れていました。

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バイクを入れた箱が空港で開けられてしまったようです。せっかく丁寧に梱包しても意味がありませんでしたね。ハブが箱から飛び出してました。薄手のホイールバッグに入れていたのでハブにダメージはなかったと思います。段ボールに入れるにしても誰でも無理なく詰められるようにしておいたほうがよいですね。

あとWiFiルーターは絶対あったほうがよいです。今回はレンタルしていきました。道に迷うとヤバいです。日本の標識みたいにどっち方面みたいなのはフリーウェイ以外はあまり書いてないので、普通の道を走っていると、どっちに向かっているかわからなくなります。スマホで地図が見れると安心です。ま、高いですが現地で海外ローミングする手もあります。

今回唯一失敗したのがポンプ。携帯ポンプだったので空気圧をあまり高く入れられず。一応8Barまで入るスペックのものでしたが、がんばってがんばっておそらく6Barくらい入ったと思うが、だんだんエアーが漏れてくるのでキツかったですね。それでも6Bar近く入れば普通に走れますが、タイヤの転がり抵抗がメチャクチャ大きくなりますね。これまでシクロクロス以外は空気圧に無頓着だったのですが、特に下りでスピードがぜんぜん出ないので、体感できるくらい遅くなります。

ところどころ脱線しながら現地で体験できたことをお伝えしてみました。よいところとそうでないところ、いろいろありますが、知らない土地を自転車で走るというのは、日本でも海外でも楽しいです。

さて次はどこを走ろうか。

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