バンドが壊れたのをきっかけに腕時計を新調しました。これまではSEIKOのSPIRITというソーラー電波腕時計を使ってきました。これがめちゃくちゃ便利で電池交換は不要だし、時刻は常にピッタリ合っているので、どういうわけかいつも時間ギリギリになってしまう自分には最適でした。とりあえず電池交換が必要なクオーツ時計には二度と絶対戻れない。
しかし欠点もあり、時刻調整がGPS方式ではないので、電波が飛んでいない国では普通の時計になってしまう。電波が飛んでいてもボタンをチマチマ押しながらその国のタイムゾーンに合わせないといけないし、その際にボールペンなど先が尖ったものがないと合わせられない(日本から米西海岸だと17時間の時差なので17回ペン先で突かなければならない)ので、海外に行く際にはちょっと不便と思うこともありました。
で、次はGPS方式のソーラー時計にしようかなと思っていたら、MotorolaからMoto 360という凄くシンプルなデザインのスマートウォッチが発売。スマートウォッチしてる感が少なく普通の時計っぽくてほぼ一目ぼれ。しかし初代モデルは(というかAndroid Wearというアプリが)iPhoneなどiOSデバイスには対応していなかったので、電話の方を変えようかとも思いましたがHasselnutsを買ったのもあり、ちょっと諦めていました。しかし去年の9月に海外で第2世代モデルが発売。しかもその2週間前にiOS対応のAndroid Wearアプリが公開になっており、iPhoneユーザーもMoto 360が使えるようになったのです。そして丁度そのタイミングでバンドが壊れたw
買うしかない。
ということで、例によって海外から取り寄せようと思ったのですが、よいタイミングで海外出張に。週末が2回ありやることもないので(いや実際は自転車乗りまくってました)、タイミングよく買えないかなといろいろ調べていたら、アメリカでは家電量販店のBEST BUYかデパートのNordstrom、Verizonのオンラインあるいは直営店の3つの販路に限られるようでした。BEST BUY、Nordstromはアクセスできる場所になかったので、とりあえずVerizonのオンラインストアで申込。ホテルに届けてもらうよう手配。ところが予定の日になってこないので、どうしたものかなと思っていたら電話が掛かってきて、注文についていろいろ聞かれた。支払いの件で問題があったらしく、ソーシャルセキュリティナンバーを聞かれ「ない。」と答えると「じゃ売れない。」という。最初から入力する仕組みにしろよとも思ったが、日常会話レベルの英語力では限界があり断念。後日Verizonの実店舗でトライするも在庫がなく、オンラインで買えと言われる始末。なんなんだよ。ちなみにこのときの価格は自分が買おうと思っていた46mmのメタルバンドが当時のレートで5万3千円程度。
Amazon.co.jpやSIMフリー端末の販売で有名なEXPANSYSでも取扱がなく、Nordstromや日本にも発送してくれそうなECサイトがいくつかありましたが、どれも6万円程度と高い。あれだけ高ぶった購買意欲も下がってしまい、しばらく忘れていました。
ところが今月久しぶりにEXPANSYSを覗くと、計4回諦めたあのMoto 360が在庫ありになっている。しかも4万4千円。
開けるとこんな感じ。
同梱物。保証書や簡単なマニュアル類、予備のバンド駒、充電用のドック、ACアダプターが入っています。これらに加えてEXPANSYSが電源プラグの変換アダプターを入れてくれています。
本体。貼ってあったシール剥がしたところ。時計の質感はSPIRITと同程度。値段相応。
空ではなかったが設定のためドックで充電。ドックはマイクロUSB端子になっていて今回は電源プラグの形状が違うということもあり、敢えて付属のACアダプターを使う理由はありません。
ドックに載せ、電源が入ると設定が始まります。とりあえず日本語を選択。案内に沿って設定していきます。
iPhoneにAndroid Wearをインストールしてペアリング。充電中でも設定が可能。
充電中の表示はこんな感じ。充電中ずっとついているので、焼きついてしまうことがあるらしい。回避する方法があるようなので、また紹介します。
画面保護のガラスを購入しました。よくわからないのでAmazon.co.jpで在庫あるやつ。
説明書きがスマホ用であまり参考になりませんでした。脱脂用のウェットティッシュのようなクリーナーが付いていましたが、1枚しか入ってません。2枚目のガラス貼るときどうするんだ?
0.3mmなので結構分厚いです。プラスチックのポイントカードくらいあります。
サイズは本体の風防(ガラス面)と完全に同じ大きさになってるので、端っこから貼っていけばOK。少し抑えたら気泡も抜けて行きました。保護ガラスの厚みは貼るとそれほど気にならない。
これからNAHBS(North American Handmade Bicycle Show)に行くので海外で使ってみて実レビューしたいと思います。
購入後のレビューはこちら:Moto 360 2nd 購入後2ヶ月レビュー