Challenge GRAVEL GRINDER RACEに交換

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シクロクロスバイクのタイヤをChallengeのGRAVEL GRINDER RACEに交換しました。(ナットが閉まってないのはご愛嬌)

きっかけはずっと履かせてきたIRC SERAC CXが摩耗&パンクでダメになってしまったので。またオフロードバイクは部品の消耗が早く、今季廃棄したシクロクロスタイヤも3本目と、レース以外のときは別タイヤで運用した方がよいのではと思ったのと、みんな使ってるSERAC CXにするのも面白みがなく、もちろんパナレーサーのグラベルキングも候補にあがりましたが、こちらも定番なので、ちょっと違うものに挑戦しようかというのが、主な理由。

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Challengeのタイヤは初めてでしたが、チューブラータイヤはシクロクロスでもよく使われているので、そんなに変なものは作ってないだろうということで、グラベル用のタイヤの中からGRAVEL GRINDER RACEをチョイス。上位グレードのGRAVEL GRINDER PROもありましたが、今回は普段使いなので実売3,000〜4,000円程度のものを。ちなみにこのGRAVEL GRINDER RACEは中国製です。

さっそく装着しようと思いましたが、中央の耐パンクベルトPPSってやつがやたら分厚くて固い。タイヤがなかなかU字形になりません。これはこれで期待できるかも。ただしその分、重量は公式で365gとグラベルキングより重いです。

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とりあえずハマりました。クリンチャータイヤでこんなに苦労したのは久しぶり。タイヤ本体やパッケージには取り付け方向が書いていないのですが、Challengeの本国サイトを見ると、「ほとんどのライダーがY字の脚の方を進行方向に取り付けている」と書いてあり、「もしトラクションを稼ぎたいならY字の開いている方を進行方向に取り付けることもできる。ただしコーナーでは遅くなる」と説明しています。推奨空気圧はタイヤ本体には4〜6Barと書いてあったので、低い方の4Barにしました(輸入代理店のカワシマサイクルサプライのサイトには3〜5.5気圧(≒3.04〜5.57Bar)になっていて仕様が変わった可能性あり)。

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今回はロサンゼルスのグラベルライドでテスト。未舗装路では勾配が10%以上というのもあり、岩盤の上に砂という路面でやや滑りましたが、これは空気圧をもっと低くすれば対応できたかもしれません。またタイヤのセンターはノブがなくヤスリ目なので、舗装路での転がりに期待しましたが、見た目ほど転がりません。これに関しては空気圧を上げれば改善されるかもしれませんが、試しに5Barにして下りで踏んでみたところ、それでももっさりして40km/h出ませんでした。転がりに関してはブロックパターンでもSERAC CXの方がよいのかも。

それでもパンクには強そうですし、レースではなくコンディションも厳しくないライド用あるいは普段使いとしてはありかなと思わせる価格相応の性能。

以下、6ookm程度走ってみた感想。
乗り味は耐パンクベルトが分厚いのか重たい感じがする。空気圧は最低4Barとなってるが、4Barも入れるとグラベルではタイヤが跳ねて、とにかく走りづらい。色々試したところ2.5Barくらいまで下げると、トラクションがかかるし、下りでもタイヤが路面を噛む感じがしてグリップが得られる。2Bar以下にするとタイヤが外れそうになる。最初に装着するのは苦労したけど、それからはほとんど手で外せるくらいになる。後輪のヤスリ目は減ってきてタイヤをローテーションした。ついでに重量を測った。この時点で395gだった。出荷時は400g強かな。公式より1割以上重い。これにチューブが追加になるので、チューブレスと比べるとさらに100gは重くなるかも。それでもWTBのAll Terrainよりは軽い。リピート?…微妙。

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